4児を育てる友人に「子供がいなくて羨ましい」と言われ… 独身女性がモヤモヤを訴え
ひとりで4人の子供を育てる苦労は想像以上。独身女性に対する失言に聞こえてしまうが、じつは助けを求めているのかも…?
20代にもなると、仲が良かった友人との間に感覚的なギャップが生まれることがある。既婚か独身か、子供の有無、そして収入の差などが原因だといわれ、話が合わなくなっても仕方のないことかもしれない。
そんなモヤモヤを抱える女性の書き込みが、世間の注目を集めている模様だ。イギリスの『Mirror』が報じている。
■「子供がいなくて羨ましい」
子育て世代が集う掲示板『Mumsnet』に、ある女性が「友人から言われた一言にイラっとしました」と書き込んだ。
女性は現在27歳で、交際相手はおらず独身。一方で友人は、4人の子供を育てるシングルマザーだ。10年来の友人だったが、先日会ったときに「あなたは子供がいなくてラッキーね。羨ましい」と言われてしまったそうだ。
■マイホームを買うべく必死に貯金
素敵な出会いもないなか、女性は「このまま一生独身でいいかも…」と思うように。そこで自力でマイホームを買うべく、ここ数年は必死にお金を貯めてきた。
そして「結婚しないのは私の選択。独身で子供もいないけど、哀れなことではない」とキッパリ。友人が元夫と協力して4人の子供を育てる苦労も理解できるが、「ラッキー」などと言われるのは不快であり、最近では会うことに苛立ちを感じるようになってしまったという。
■友人は助けを求めている?
投稿を読んだ人々からは「ラッキーは失礼だし、イラっときて当然」と女性に同意する声が多い。また「誰にも頼らず、自分でマイホームを買おうと貯金に励むあなたはかっこいいわ!」といった称賛もあがっている。
ところが「もしかしたら、友人はあなたに助けを求めているかも」「シングルマザー生活がとても大変で、『あなたみたいに暮らしたい』という意味だと思う。お友達を心配してあげて?」と勘繰る声も寄せられた。
■理由を伝えて縁を切った経験は?
何かと難しい人間関係。Sirabee編集部が全国の10~60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体の26.6%が「相手にきちんと理由を伝えて縁を切った経験がある」と回答した。
「自慢が多い」「見下してくる」「失礼なことを平気で言ってくる」など縁を切るきっかけはさまざまだろうが、理由を言われるだけマシかもしれない。何も言われずフェードアウトされるほど、悲しいことはないだろう。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)
対象:10代~60代男女1,000名