村上宗隆、WBC決勝では「栗山監督を世界一の監督にしたい」一心だった 夢実現も
準決勝、決勝で見事に大復活を遂げた侍ジャパン・村上宗隆。優勝果たし鈴木誠也、栗林良吏にメッセージも。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の村上宗隆内野手が23日、自身の公式インスタグラムを更新。WBC優勝から一夜明け、心境をつづった。
■悔しい思い
アメリカで21日(日本時間22日)に行われたWBC決勝戦、日本は前回大会王者のアメリカを下して見事世界一に輝いた。一夜明け、村上内野手はインスタグラムで「2023WBC 本当にたくさんの応援ありがとうございました」と切り出し、今の想いを記した。
1次ラウンド4戦では14打数2安打・打率1割4分3厘・2打点と不調だった村上内野手。「まず、今大会なかなか結果を出すことができずすごく悔しい思いをしました」と本音を漏らす。
しかし、準決勝・メキシコ戦で復活、アメリカ戦決勝でも完全に返り咲いたことから「僕を信じて起用してくれた栗山監督。僕を応援してくれた世界一のチームメイト、世界一のファンの皆様に感謝しかありません」とつづった。「多少の厳しい声はありましたが、それ以上に励ましの言葉をいただきました」と明かす。
■WBCは「小さい頃からの夢でした」
続けて、「僕にとってWBCの優勝は小さい頃からの夢でした」「まずは1つの夢が叶い、そしてさらに高い目標を設定させてくれてたこの大会に本当に感謝しています」と、大会を通じて新たな目標ができたことを明かす。
侍ジャパンとして活躍できたことに「こんなにも濃い1ヶ月を過ごせて幸せです!!!!!!」と満足げにつづった。
■栗山を世界一の監督に
また自身が同点ホームランを放ち、チーム一丸となって優勝を果たした決勝戦では、「最後は栗山(英樹)監督を世界一の監督にしたい、このチームを世界一のチームにしたいその想いだけでした」「誰かのために頑張ること、その大切さをより一層感じることができました」とも記している。
最後に、コンディション不良で今大会を辞退した鈴木誠也外野手と離脱した栗林良吏投手に向けて、「誠也さん栗林さんやったよー」とメッセージ。
鈴木誠也外野手については、1次予選で苦しんでいた村上内野手に対し、SNS上の愛あるイジリが話題に。一時は「そろそろ打てや村上」がトレンド入りした。
■ファン「本当にカッコよかったです!!!」
村上内野手の投稿を見たファンからは、「おつかれさまでした!!!!」「優勝おめでとうございます」とねぎらいや祝福の言葉がかけられた。
「ここぞというときに打ってくれるのはやっぱり村神様だなと改めて感じました」「準決のタイムリーも、決勝での確信歩きも本当にカッコよかったです!!!」といった称賛のコメントも上がっている。