灘中高、早押しクイズ団体戦『AQL2022』ジュニア優勝 QuizKnock・山本祥彰が語る魅力

ジュニアでは137チームから灘中高が、一般134チームの中からQurioが栄冠に。司会のQuizKnock・山本祥彰も団体戦の魅力を語った。

AQL

18日、東京都・北とぴあで、早押しクイズ団体戦『AQL2022』の全国大会が開催された。昨年から全国で行われた予選を勝ち抜いたベスト4は都内のスタジオに場所を移し、熱戦はYouTubeでも配信。

司会を務めたQuizKnock・山本祥彰が激闘を振り返った。

【動画】灘中高・Qurioが優勝した大会の様子


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■全国2,500人以上が参加

『AQL』は、全国15地域からなる「全国のクイズファンが、自らの手で作る」リーグだ。全国大会に向け、2022年8月から各地域の代表を決める予選リーグを開催。

さらにプレーオフを経て、過去最多の2,572人全271チーム(ジュニア137、一般134チーム)から決定した代表チームが全国大会『AQL2022』で一堂に会した。

準決勝からは、テレビ番組やYouTubeでも人気のQuizKnockでクイズプレイヤー・山本祥彰が登場。司会として大会を盛り上げた。

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■強豪進学校がベスト4に

ジュニアの部・準決勝に進出したのは、前年度優勝の東大寺学園、灘中高(NQC)、埼玉県立浦和高校、そして全国大会初出場の西大和学園。

いずれも『高校生クイズ』(日本テレビ系)などでよく目にする強豪校で、QuizKnockが主催するクイズ大会『High School Quiz Battle WHAT』にも数多くの生徒が参加している。

準決勝のトーナメント第一試合は灘中高が東大寺学園を200対144で、第二試合は浦和が西大和を200対108で破り、それぞれ決勝進出を果たした。

灘高校

決勝は灘中高が、予選で一度は敗れた浦和に対し200対120で勝利し、優勝の栄冠に輝いた。優勝した灘中高のメンバーは優勝の瞬間について「次で決めようとも、慎重にとも思わずに、平常心で臨んだ」と振り返る。


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■山本「クイズの多様化進む」

山本祥彰

司会を務めた山本は、自身も『AQL』に参加したことがあり、その魅力を「団体戦であること」と語る。競技クイズ大会は個人戦が多く、自分の正解に自分だけが一喜一憂するが、団体戦では他人(チームメイト)の正解を喜べる、と山本。

「全国に地域リーグがあり大会が開催されていることで、クイズの機会が身近に多くあるというのが良い。全国大会に行って、各地域のプレーヤーと交流するのも楽しい。知り合いも多くなり、その知り合いが活躍しているところを見て、それもまた嬉しい」と語った。

さらに、参加する各チームが持ち寄った問題をお互いに解くというAQLの特殊さと近年のクイズの潮流にも触れ、「クイズの多様化がすすみ、それぞれが出したいクイズも変わっていく。(クイズの流行の)変化に適応でき、いろんな問題に強いチームが勝つ」と分析している。


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■社会人は初優勝チームが栄冠

また、大学生や社会人などがチームを組む一般の部では、ベスト4に、前年度優勝のクイズサークル 椿(関西西部リーグ)、4年連続出場の山梨クイズ連合(甲信越北陸リーグ)、Qurio(キュリオ)(千葉リーグ)、そして『東大王』やQuizKnockでも人気の東問・言兄弟らを擁するTQC東東京(東東京リーグ)が揃い踏み。

Qurio

決勝では、千葉大学クイズ研OBを中心に結成されたQurioが、2連覇中の椿を破り、歓喜の初優勝を決めた。

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■大会の様子は動画でも