スマホゲームにハマった息子に父親が愛のムチ 「眠らずゲームしろ」と反省促す
子供のまさかのルール違反に、厳しい父親がブチギレ。「パパ、許して」と言いだすまで、少し変わったペナルティーで懲らしめた。
家の決まりを無視していた息子(11)に激怒した父親が、ひたすらゲームをさせるという意外な罰を与えた動画が、話題を集めている。『AsiaOne』など海外のメディアが伝えた。
■息子が守るはずだったルール
中国で暮らす男の子は、スマートフォンのゲームが大好きだ。しかしゲームばかりして寝不足になると、学校での勉強に集中できなくなってしまう。
そう考えて心配した男の子の両親は、ゲームに費やす時間に関するルールを定めた。「平日は30分、週末は1時間までだよ」と男の子に伝え、守るように命じたのだ。
■こっそりゲームをしていた息子
しかし3月8日の深夜1時のこと、父親は眠っているはずの男の子がこっそりゲームで遊んでいる姿を見てしまった。このままでは子供のために良くないと考え、「お前、明日はゲームを思う存分楽しみなさい。だけど条件がある。絶対に寝ちゃだめだぞ」と提案した。
ゲームが好きでたまらない男の子は父親の提案を喜んで受け入れ、ゲーム三昧の1日を過ごすことにしたという。
■学校も休んでゲーム三昧
男性は妻にも相談し、朝になるのを待って学校に連絡。「今日は子供を休ませます」と伝えた上で、男の子にゲームをするように命じた。
男の子は大喜びでゲームを開始したが、座った姿勢のままだったためすぐに体に痛みを感じるように。また休むことなくゲームを続けたせいで疲れがたまり、居眠りしそうになることもあった。
しかし父親は男の子を起こし、「ゲームをしなさい、約束だろう」と命令。男の子は結局17時間もゲームを続け、ついには音を上げて「お父さん、許して」と言い出した。
■反省文も書いた息子
この経験から男の子も心を入れ替え、「もう夜中にゲームをしたりしません」という内容の反省文を英語で書いたそうだ。
この「罰」についてネットで公表した父親は、「うまくいったと思います」「成績も良いし素直な子なんです」「普段から僕と外で遊んでいるので健康面も問題ない」と明かした。
また「よその家庭ではこのような罰は与えないほうがいい」とアドバイスしている。
スマートフォンやゲームに依存し生活のリズムが狂うと、成績不良や不登校につながるケースもある。医療機関や児童相談所、民間のカウンセリング機関などをうまく利用し、深刻な状態になる前に解決を目指したいものだ。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)