粗品、吉本興業に「文句言うていい?」 年収アップも「こんな嫌な気持ちに…」
霜降り明星・粗品に、昨年の報酬額を記した吉本興業の支払調書が届いた。前年より年収が増えるも「ヤッバいじゃん!」と叫び…。
お笑いコンビ・霜降り明星の粗品が15日、公式YouTubeチャンネル『粗品 Official Channel』に出演。所属事務所・吉本興業へ不満をぶちまける場面があった。
■「税金で人生終わり」
粗品はこの日、「税金で人生終わり」と題した動画を投稿。昨年分の粗品への報酬額を伝える同事務所の支払調書が届いたようだ。
調書を見た粗品は、「俺こんなもらってないって!」と叫ぶ。報酬額は昨年と比べて増えていたそうだが、「こんなもらってたらヤッバいじゃん! 税金の支払いが」と焦る。「だって今なんにも残ってへんねんもん!」と手元にほとんど残っていないことを明かす。
さらに、2021年と2022年の年収の比較について、「あんま覚えてない」と前置きしつつ、「1.4~1.6倍ぐらいの間かな?」と告白する。
「こんな嫌な気持ちになるんかい、年収増えたことって!」と税金の“落とし穴”に嘆いた。
■粗品「文句言うていい?」
4月末にある納税までにお金を用意できない見込みで「ホンマにヤバい…」と落ち込む様子をみせ、事態の深刻さに耐えきれず「わああああああ!!!」と絶叫する場面も。
すると、「まずな、俺文句言うていい?」切り出し、「源泉徴収な、引かなさすぎ、吉本」と同事務所にクレームを入れる。
競馬が趣味で浪費癖のある粗品は「源泉もっと引け! 使てまうからよぉ! 引けや源泉もっと!」と、手元にお金があるとすぐに使ってしまうため、源泉徴収でさらに差し引いてほしいと心の叫びを訴えていた。
■粗品「もう探さないでください」
5月以降も予定納税などが続くとのことで、「いやこの年間スケジュールえげつないで正直。予定納税ってシステムがエグいからぁ!!」と嘆く。今から頑張って仕事をしても給料の振り込みは2ヶ月後のため、現時点でできることはなく…。粗品は、「脱税ってしていいんでしたっけ…」と悲痛な声をこぼした。
納税額は仕事上で使った経費によって減額させられるが、粗品は経費支出を証明するための領収書を紛失し、担当税理士からは説教されたことも。
納税に追われてピンチになり、「というわけで私は飛びます」「テレビからも姿を消します。劇場にも立ちません、ラジオも引退です」「もう探さないでください。すいません、今までありがとうございました」と失踪をほのめかした。
■ファン「1番輝いてる」
粗品はあまりのことに動揺を隠せずにいたが、その様子を見たファンは「確定申告で焦ってるときの粗品が1番輝いてる」「源泉もっと引け! とかいうパワーワード好き」「納税をエンターテイメントに昇華する男」と面白がっていた。
焦りながらも現状を伝えたことに、「税金の話を自ら語ってる時点できちんと納税してるんだなってわかるから好き」と感心するファンも見られる。