若田光一氏、宇宙でのランニングショット公開 まもなく地球へと帰還も
国際宇宙ステーションに滞在中の若田光一氏が、地球の重力に体を慣らすためのトレーニング風景を1枚投稿した。
宇宙飛行士の若田光一氏が8日、公式ツイッターを更新。国際宇宙ステーションから地球へと帰還するのを前に、重力に慣れるためのトレーニングを行う様子を公開している。
■9日以降に帰還へ
若田氏は昨年10月、アメリカ・フロリダのケネディ宇宙センターにて、スペースXのクルードラゴンに搭乗。日本人として史上最多の5回目、最高齢の59歳での宇宙飛行を経て、国際宇宙ステーションに滞在している。
滞在中は、月探査に備えた科学実験や船外活動を経験。今月9日以降に、クルードラゴンで地球へと帰還することになっている。
■「1G環境にスムーズに適応」
若田氏はこの日、「地球帰還の日が近づいています」と報告すると、「長期間無重量環境で過ごしてきましたが、地上の1G環境にスムーズに適応できるよう、トレッドミルによるランニングも頻繁に行っています」と説明。
器具で体を固定しつつ、トレッドミルの上で走りながら笑顔を浮かべている写真を投稿している。
■無事の帰還を願う声も
この報告に、フォロワーからは「体の維持も大切なお仕事ですね」「体も心もタフでなければ、過酷な宇宙生活はできませんよね」「地球にいると分からない感覚ですね。改めて宇宙にいるのだなぁと思いました」といったコメントが寄せられた。
また、「地球へのご帰還お待ちしております」「いよいよですね。お待ちしています」「無事に帰れますように!」と若田氏の無事の帰還を心待ちにする声も届いている。