一歩間違うと脱水症状の危険も… 6割以上の人がやっている冬の危険な行動とは
一度こたつに入ってしまうとなかなか抜け出せず、そのままうたた寝をしてしまうことも…。
■こたつでうたた寝して喉がカラカラに
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で63.5%の人が「こたつでうたた寝し起きたら喉がカラカラだったことがある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は61.8%、女性は64.9%という結果になっている。
■飲んで帰ってそのまま寝てしまう
編集部が話を聞いた40代の男性は、「お酒を飲んで帰って、こたつで寛いでいるうちにそのまま寝てしまうということが結構多くて…」と述べた。
なんとなく寝苦しくて目が覚めると汗をかいて喉が乾いているので、水分補給をしてから布団で眠るというのがいつものパターンだという。
■慌ててお茶を飲んで喉を潤す
お昼ごはんを食べたあとについうたた寝してしまうという60代の女性は、「お腹いっぱいで気持ちよくテレビを見ているうちにいつの間にか寝ていることがあります」と述べた。
気持ちよく目覚めることもあるが、なんとなく暑くて起きることが多く、大抵の場合は喉が乾いていて、慌ててお茶を飲んで喉を潤しているのだそう。
■質の悪い睡眠が免疫機能低下を招くことも
寝具メーカーの西川は公式HPで、「こたつで寝ることにより、睡眠の質が低下する恐れがある」と述べている。こたつに入っていると深部の体温を下げることによる適切な入眠ができず、眠りの質が低下するというのだ。睡眠の質が低下すると免疫機能の低下を招き、風邪をひきやすくなることもあるそうだ。
また、脱水症の危険についても言及している。人は汗をかくことで体温を下げようとするが、こたつの熱のせいでうまく下がらずさらに大量の汗をかくこととなり、脱水症状のリスクが高まるという。
同HPでは、こたつでの長時間のうたた寝を防ぐため、目覚ましのアラームを使用して一定時間で起きるよう心掛けるなどし、快適な睡眠環境で眠りにつくよう呼びかけている。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ゆきのすけ)