ビニール傘を盗まれた経験者は5割以上 「被害の連鎖」に懸念も
数百円で似たようなデザインだから…とわざと間違えて他人のビニ傘を持っていく人も。
コンビニや駅の売店など、どこでも手に入り、安くて便利なビニール傘。ワンタッチ式のものも500円前後と格安だが、取り立てて頑丈ではないので、使い捨て感覚で購入・使用する人も少なくないだろう。
一方で、その手軽さと同じようなデザインゆえに、傘立てで間違えられたり、意図的に盗まれた経験者も少なくないのではないだろうか。
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■5割以上が被害に
Sirabee編集部が全国10〜60代男女1,000名を対象に調査したところ、全体の55.3%が「ビニール傘を盗まれた経験がある」と回答した。やはり過半数がビニ傘を盗まれている。「自分だけではなかった」と感じた人もいるのではないだろうか。
■男性に目立つ被害者
今回の調査結果を男女・年代別で見ると、興味深い傾向も。すべての世代で男性のほうが女性より多く、最も多い30代男性では68.6%に及んでいる。40代でも6割を大きく上回った。
とくにビジネスマン世代でビニール傘を使う人が多いためかもしれない。また、女性はビニール傘ではなく見分けやすい女性向けの傘を使う人も多い。ただ、女性であっても30代では56.0%はビニ傘盗難を経験している。
■盗難の連鎖も
ビニール傘盗難の良くないところは、仮に傘を持っていなかったAさんがビニール傘を1つ盗んだ場合、盗まれたBさんは仕方なく他の人の傘を盗んでしまう…と犯行・被害が連鎖しかねないことだ。
オンボロ傘を新品に近い傘と交換してしまう人もいる。こうした悪意も、被害者の怒りとなって連鎖してしまうかもしれない。過半数が経験している問題だが、数百円のことと思わず節度を持ってほしい。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)