「写真と違う」酷評のウーバーイーツの牛タン 届いた品の見た目と味にショック
メニュー写真と実物が異なる「写真詐欺」。ネット上でその疑惑が浮上する牛タンを頼んでみた結果…。
自宅にいながら、様々な料理を食べることができる「Uber Eats(ウーバーイーツ)」。その中に、「写真と違う」と酷評される牛タン専門店を発見。実際に頼んでみると…。
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■牛タン専門店を発見
コロナ禍で、フードデリバリーサービス「Uber Eats」は我々の生活において身近な存在になった。アプリを開くと、和食・洋食・中華と様々なジャンルの料理が並ぶ。
メニュー写真を見ると、非常に豪華で食欲をそそられる。ただ、中にはメニュー写真と実物が異なるお店も…。今回、記者が見つけた店舗もネット上でその疑惑が浮上している。
牛タンをメインに提供する牛タン専門店で、大きめにカットされた肉が盛られた写真は非常に魅力的だ。評価は3.6とまずまず。
値段は2,000~3,000円と少々高めだが、それだけ肉にこだわっているのだろう。
■「写真と違う」辛口コメント
さぞ、口コミでも絶賛されているに違いない。そう思い、ネットを見ると評価する声も多いのだが、「写真と違う」「肉が固くて臭い」など厳しい意見も見受けられる。
これは実際に食べてみる必要がある。店舗で一推しとされる「牛タン弁当ねぎ塩」(3,250円)と「味噌汁」(100円)を注文。この日は混んでいたのか、待つこと1時間で商品が到着。
届いた品を口にしたところ、愕然とするのであった…。
■食べてみて感じた「違和感」
蓋を開けて感じたのが、メニュー写真より肉の大きさが小さいこと。写真だと大きめの肉が3枚乗っているのに対し、実際は薄くスライスされた小さめの肉が6~7枚入っていた。
とはいえ、ご飯が見えないくらい敷き詰められており、量は申し分ない。肝心なのは味だ。
気を取り直して食べてみると、中々噛み切れない…。口コミで「肉が固い」と評されていたように、噛んでも噛んでも口の中に残る感じだ。
配達まで1時間かかったこともあるのかもしれないが、それを加味しても固すぎる。写真では柔らかいタンの中心から根本を使用しているように見えるが、実物は硬いタン先を使っているのではないかと考えてしまうほどだ。
■記者が気付いた「改善点」
肉にかかっているねぎ塩だれは、やや濃いめの味付けで絶妙にご飯がほしくなる。ただ、たれにかなり油を使用しているのか、かなりギトギトしている。
記者は脂っこい物は好きなほうだが、それでも後半食べるのが少々キツく感じた。苦手な人は全部食べきれないかもしれない。
全体的な味は悪くなかった。ただ、「牛タン専門店」を名乗っていること、3,000円(割引適用前)という値段を考えると、肉の質やたれの味付け等改善の余地があると思う。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)