女性殺害で逮捕された妊婦が釈放を主張 「お腹の子は無実だから」
殺害したのも「被害者のせい」。女の勝手すぎる主張に話題が集まっている。
妊娠初期に殺人事件を起こした女が、まさかの主張を展開。被害者の母親を怒らせたことを、『Daily Mail』など海外メディアが伝えた。
■バーに遊びに行った妊婦
昨年7月24日のこと、アメリカ・フロリダ州のバーをある女(24)が訪問。このときすでに妊娠6週だったが友人や男性たちと会い、楽しい一時を過ごしていたようだ。
すると途中で「他に合流できる女の子はいないのか」と男性たちが言い出したため、女の友人がグラディス・イヴェット・ボルセラさん(28)に連絡。「来なさいよ」と誘われたグラディスさんはバーに駆け付け、さっそく酒を飲み楽しく踊り始めた。
■車の中で事件が発生
しかし美しいグラディスさんを見て苛立ったのか、女はすっかり不機嫌に。その後に一行はバーを出てUberタクシーに乗り込んだが、女はグラディスさんと口論になり、バッグから銃を取り出した。
逆上しコントロール不能になった女は、そのまま発砲。撃たれたグラディスさんは病院に搬送されたが致命傷を負っており、帰らぬ人となった。
■「お腹の子は無実」と主張
逮捕され拘置所に送られた女について、このほど弁護士が「保釈金を払う条件で一時的に開放すべき」と主張。
その理由について「お腹に赤ちゃんがいます」「拘束しておくことは、無実の赤ちゃんに罰を与えるのと同じことです」「お腹の赤ちゃんにとって、安全な環境ではありません」などと説明した。
この弁護士は、女の犯行について「そもそもグラディスさんが飛びかかってきたため、自衛したにすぎない」「すべてはお腹の赤ちゃんを守るためだった」などと強調している。
■被害者の母が激怒
射殺されたグラディスさんの母親は、女が「開放して」と求めていることを知って激怒。SNSを更新して「加害者が保釈を求めているの」「正義はどこにあるのでしょうか」などと書き込んで不満をあらわにした。
また報道後には「そもそも妊婦がバーに行くのがおかしい」という声が噴出。「このまま拘置所に置いておけばいい」「出産後は赤ちゃんだけ暮らしやすい場所に移してあげて」というコメントも多くインターネットに書き込まれている。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)