名字をテーマにしたマークが登場 あまりにもキャッチーな家紋にネット沸き立つ
ユニークな苗字イラストがネットで話題。会社員とデザイナーの顔を持つ二刀流作家が個性的な作品をリリース。
誰もが持っている名字。その名字に地域差があるのはご存知だろうか。大まかな傾向として北海道から東北にかけては佐藤が多く、関東地方は鈴木の1強。北陸から東海地方にかけては佐藤、山本、鈴木が群雄割拠しており、近畿から中国地方を見てみると田中、山本が2強の様相となるが九州地方に入ると様々な名字が乱立模様となる。
詳しい事は各自で調べて頂きたいが、世界一多いと言われる日本の名字について考察を深めるのも興味深い。さて現在ツイッターでは、名字をテーマにしたマークが話題だ。
【話題のツイート】自分の名字があればラッキー! 名字のマークのツイートを見る
■個性的な名字マークが面白い
「名字のマークいろいろ」とツイートしたのは、ツイッターユーザーのみっけさん。みっけさんは会社員とデザイナーの二刀流で製作を行うアーティスト。
ツイートと同時に投稿された画像を見ると、先程紹介した、佐藤、鈴木をはじめとした日本の代表的な名字9種がコミカルなイラストと共に紹介されている。
どの名字もクスッと笑えて尚且つ「なるほど」と唸る出来栄えを誇る作品だ。
■商品化を期待する声が続々
この投稿に「とても可愛いらしいですね」「素晴らしいデザインですね」など、大好評のコメントが相次いでいる。
また、みっけさんは「TwitterやインスタなどSNSでの使用は不可ですが、LINEやスマホのホーム画面での使用はOKです」とも発信しており、「自分のあればハンコにしたい…」や「このシリーズでハンコが欲しいです」と自身の名字で商品化を期待する人々が多く、よりたくさんの名字イラストの完成が待たれる状況だ。
■「松本」は苦悩した挙句イラスト風に
今回、快く取材を引き受けてくれたみっけさんに話を聞いた。
とにかく人目を引く名字のイラスト。そのこだわりから聞くと「視点を変えて作成したところです。『田中』は文字のビジュアル、『鈴木』は漢字の意味など、モチーフにする部分を変えて、シンプルでも単調にならないようにしました」と語り、様々な見方を採用した様子。
更に製作が難しかった名字については「『松本』ですかね…最初は『松』や『本』の字を主体に考えていましたが、散らかってしまったのでイラスト風に切り替えました」と製作秘話を語ってくれたが、どの名字も素晴らしい完成度にただただ驚くばかりだ。