駅で発見した看板、とんでもない内容に目を疑う 「哲学的すぎる」と話題に…
とある観光地の駅で見つけた看板、何やら奇妙な1文が。「あのネットミームを思い出す」と話題になっており…。
できればあまり使用したくない表現の「重複」だが、何事もその道を極めた人にしか辿り着けない境地があるのもまた事実。現在ネット上では、哲学すら感じさせるハイレベルな重複に対して「進次郎構文」なる名誉が授けられるケースが多い。
そんな進次郎構文が「とある観光地の駅」にて爆誕し、注目を集めていたのをご存知だろうか…。
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■名古屋で見かけた看板、何かおかしい…
今回注目したいのは、愛知県名古屋市内の様々な情報を毎日発信している「おいでよ名古屋@おいなご」さんが12日に投稿した1件のツイート。
投稿本文には「駅名変更のせいで進次郎構文みたいなお知らせ誕生してた」と意味深な1文が綴られており、添えられた写真には駅構内で撮影したと思しき看板の写真が。
流石に公共機関で進次郎構文はないだろう…と疑念を抱いてしまったが、こちらの看板には「名古屋城へおこしの方は名古屋城でお降りください」と、見事な進次郎構文が記されていたのだった。
■「意味が分かっても面白い」と話題
一点の曇りもない、真っ直ぐ伸び伸びとした進次郎構文は多くの人々に衝撃を与えており、件のツイートは投稿からわずか数日で2万件近くものRTを記録。
他のツイッターユーザーからは「英文見てやっと意味が分かりました」「哲学的な問いかけすぎる」「流石に笑った」「意味が分かっていても面白い」などなど、反響の声が多数上がっていた。
なお、こちらの「名古屋城」の後には小さく「駅」の字が追記されており、今年1月に実施された駅名変更に伴う案内書きと考えられる。ちなみに、それ以前の駅名は「市役所」というもの。
ツイート投稿主・おいなごさんは件の写真を、2月10日に撮影したそう。今回は、こちらの看板の詳細について同駅を運営する「名古屋市交通局」に話を聞いてみることに…。
■名古屋で何かが起きている…?
同局に取材を打診したのがツイート投稿翌日の13日のことで、翌14日には「確認したところ、既に撤去されておりました」という回答が寄せられたのだ。
もう進次郎構文が見られないのか…と思わずしんみりしてしまったが、そもそも件の看板はいつ頃から設置されていたのだろうか。本来は市役所駅の時代から掲出されたものであり、かなり年季が入っている印象を受ける。
そこで、看板の歴史について「駅名変更の経緯」と併せて質問を投げかけたのだが、同局からの回答は得られなかった。ひょっとしたら現在、同駅には何らかの力が働いており、名古屋市は件の看板を用いて、我々に何かを伝えようとしていたのかもしれない…。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)