おいでやすこが、『M−1』に与えた影響を解説 「漫才をナメてるやつが…」
おいでやす小田とこがけん、ピン芸人同士のユニット漫才で成功したおいでやすこがだが…。
20日深夜の『見取り図じゃん』(テレビ朝日系)では、笑いの歴史を変えた「以前・以後」を語り合う人気企画『俺が伝えたい以前、以後』を放送。ピン芸人同士のユニット漫才で話題を集めたおいでやすこがの影響について持論が展開された。
■賞レースの変化
笑いの歴史を変えるきっかけとなった「以前・以後」を語っていく同企画。
今回は漫才の祭典『M−1グランプリ』に関する「以前・以後」を同大会のファイナリスト・さや香の新山とロングコートダディ・堂前透、ゆにばーす・川瀬名人が議論していった。
■おいでやすこが以前・以後
新山は「おいでやすこがさん以前・以後があると思ってて」と解説。毎年注目を集める『M−1グランプリ』では、多くて500組ほど出場コンビが増えていっているが、おいでやすこがの出場した2020年の翌年、21年は1,000組も増えたと明かす。
おいでやすこがは、ピン芸人・おいでやす小田とこがけんのユニットコンビだが、それをマネした「ユニットが増えた」と新山は力説。「言葉悪いですけど、漫才をナメてるやつが増えたんですよ」と主張し、川瀬名人らも共感を示した。
■マヂラブの影響で…
「1人で3組ぐらいで出てる…(舞台から)降りてきてエントリーシール剥がして別のやつ(ユニットコンビ名を)張り替えて出たりとか」と複数のユニットを組んで出場する芸人もいたと新山らは苦笑。
川瀬名人は、漫才かコントかで論争になったマヂカルラブリーが「次の年、俺らみたいなやつが優勝したから、無茶苦茶したら出れるんやって思って出場者が増えた」と口にしていたと追従した。
■視聴者の声は…
おいでやすこがやマヂカルラブリーといった、前年の成功者をマネする芸人が翌年出てくると新山らは熱弁した。
視聴者も「おいでやすこが以降、漫才をナメてるヤツが増えた」と反芻。芸人が語る貴重な分析に「以前以後は本当にずっと聞いていられる」といった声も散見されている。
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(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)