超人気料理店が「10歳未満のお客様はお断り」 苦渋の決断に物議
オーナーは、反発されるのは承知の上だったという。
多くの人に愛されるレストランのオーナーが、今後は「小さい子供は店に入れない」という方針を発表。しかし「こんなことになってガッカリ」といった不満の声があがったことを、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えた。
■人気レストランの決断
アメリカ・ニュージャージー州にあるイタリア料理店のオーナーが、SNSを更新。そこで「3月8日以降は10歳未満の子供の入店を許可しません」と発表し、波紋を広げた。
オーナーは「私どもは子供が大好きですが、最近はおもてなしするのも大変困難な状態です」「お子様は騒ぎますし、ハイチェアを置くにも十分なスペースがありません」と説明した。
また「お子様に店を汚されるため清掃も大変ですし、店の中で走り回られることもあるのです」と状況を告白。そうした事情があって、今回の決断に至ったことを明かした。
■批判は覚悟の上で…
この決定によって、特に行儀の良い子供を連れて通っていた客から反発されることは予想しているという。それでもオーナーは、これからも店をうまく経営していくために、「10歳未満の子供は入店不可」と決めるのが一番だと考えたのだ。
子供たちが騒ぐなか懸命に接客を続けていたというが、店側としてはすでに我慢の限界を超えていたようだ。
■「支持したい」という声
すると「完全に支持します、良い環境があってこそ優れたサービスを提供できるのですから」という意見が。また飲食店スタッフだという人物からは、「14歳からこの業界で働いていますが、最近の子供の行儀の悪さは過去とは比にならないほどです」「子供が暴れても両親が放置してしまうのですから…」といったコメントが書き込まれた。
「別にテイクアウトでもいい」「すべてのレストランが家族向けというわけじゃない」「そもそも子供が騒ぐ場所で食事は楽しめない」と理解を示す人も多かったようだ。
■ネガティブな意見も…
しかしこの決定については「がっかり」という人も多く、「うちには行儀の良い9歳の子がいるので、一緒に食べに行くのを楽しみにしていたのに」といった批判もインターネットに書き込まれた。
こうした決定については、店側が下すものだ。暴れて騒ぐ子供が一緒のときには行く場所を厳選するなどし、店や他の客に迷惑をかけないよう心がけたい。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)