女児の作文から捜査が始まり母親が逮捕 「パパとママがケンカして…」

子供の文章がきっかけとなり、驚きの事実が明らかに…。

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子供の作文、日記、絵などによって、驚くような事実が明らかになることがある。女の子の書いた文章が母親の緊急逮捕につながったことを、『Fox News』などアメリカのメディアが伝えた。


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■作文にDVに関する記述

アメリカ・テネシー州で暮らす女の子が、幼稚園で作文を書いた。そこには「ママとパパがケンカになったよ。タバコを吸ってばかりのパパにママが『出て行け』と命令したら、パパがママの目をぶん殴ったの」と記されていたという。

さらにケンカする両親の絵も添えてあり、母親がベッドの下に手を伸ばして、いきなり銃を取り出したとも書かれていた。

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■まさかの発砲

このとき母親は銃口を父親に向け、3度も発砲。しかし父親には命中せず、銃弾は壁に当たったのだという。

「ママはパパに『車で寝て』『家に戻ってきたらまた撃つ』と言ったよ」と締めくくられた文章を読んだ園の職員とカウンセラーは、女の子の家でDVが深刻になっている可能性が高いと判断。すぐに警察に連絡して事情を伝えた。


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■女の子の家に警察官が急行

通報を受けた警察官たちが女の子の自宅に行ったところ、家の中にいたのは子供2名(1、4)だけ。母親(28)は外にいたが内側から鍵がかかっていたため、中に入れない状態だった。

そこで警察官たちはガレージのドアを押し開け、内部に突入。親がいない家で1時間半ほど過ごしていた子供たちを保護し状態を確認したが、怪我などはなく元気だった。

また家の内部を確認したところ、居間、寝室、そして廊下の壁にも銃痕があった。父親に怪我はなかったが、母親は目の周りなどに切り傷やアザができていたそうだ。


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■逮捕された母親

警察は自宅にあった銃2丁を発見・押収し、母親の身柄を確保。「子供たちがいたにもかかわらず発砲した」と認めており23日にも出廷予定だが、父親が罪に問われるかなどは分かっていない。

なお子供たちのうち2人は祖母宅に、また残る2人はおば宅に身を寄せたというが、心に負っただろう傷を心配する声があがっている。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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