赤楚衛二が山田裕貴主演『ペンディングトレイン』に出演 若き消防士を熱演する
主人公を演じる山田裕貴と同じ高校出身いう赤楚衛二。若き消防士役として、同作でバディを組む。
■昨日と同じ今日を迎えるはずが…
8時23分、いつもと変わらない朝。都心へと向かう電車では、SNSをチェックしたり動画を見たりとほとんどの乗客がスマートフォンを見ていた。昨日と同じ今日を迎える、誰もがそう思っていたが、突如として都心へと向かう電車の一両が未来の荒廃した世界にワープしてしまう。
同ドラマは、同じ電車に偶然乗り合わせた見ず知らずの乗客たちが突如、前代未聞の出来事に巻き込まれ、電波が通じないうえに水も食料もない極限下で懸命に生き、元の世界に戻ろうとする姿を描く、完全オリジナルの予測不能のヒューマンエンターテインメントだ。
■山田と同じ高校出身という赤楚
このたび、山田演じる主人公の萱島直哉と同じくこの電車に乗り合わせた1人、白浜優斗(しらはま・ゆうと)役で赤楚の出演が決定した。赤楚は2015年に金曜ドラマ『表参道高校合唱部!』(TBS系)でテレビドラマデビュー以降、数々のドラマや映画に出演。
『仮面ライダービルド』(EX)で注目を集め、2020年には初の連続ドラマ単独主演作『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(TX)で一躍脚光を浴びた。
現在放送中のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』ではヒロインの幼馴染役を演じ話題を呼んでいる、今一番勢いのある若手俳優の1人。今回、山田と初共演となる赤楚だが、じつは同じ高校出身という共通点が。そんな2人が見せるバディから目が離せない。
■男気のある若き消防士を熱演
同作で赤楚が演じる白浜優斗は、心根が真っ直ぐな熱血漢で男気のある若き消防士。まだ経験は浅いが、いざというときは身を挺して他者を助け、極限の状況下でもリーダー格として動揺する乗客たちをまとめ、ひとりでも多くの命を助けようと奔走する。
そこには過去の後悔、そしてある先輩との約束が大きく関係していて…。先の見えない中でも希望を忘れず皆を引っ張っていく優斗は、常にマイペースに状況を静観している直哉とは対照的。2人はなにかあるたびに意見が対立してしまうのだが…。
極限状態の中でそれぞれが抱える過去や生きる理由、そして互いの本心を知ったときに変化していく2人の関係性も同作の見どころのひとつである。