有吉&マツコが不満を漏らした「迷惑動画のモザイク」問題 ネットの本音は…
有吉弘行とマツコ・デラックスが不満を明かした「SNSの迷惑動画」の話題。モザイクの必要性について調査すると…。
スシローペロペロ騒動をはじめとした飲食店の迷惑動画、あおり運転や暴力行為の映像など、SNSで拡散された動画がたびたび報道番組で報じられることがある。
Sirabee編集部は、2019年3月放送の『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)で、マツコ・デラックスと有吉弘行の不満をもらしていた「モザイク問題」について調査した。
■モザイク問題に言及
番組では、当時SNSで注目を集めた都立高校教師による暴行騒動問題に触れ、挑発して動画を拡散した生徒側に言及。「あれ酷かった。かわいそう先生、大変だよね」と有吉が触れると、マツコは「(ネットに動画を)あげたやつとかすぐ晒せばいいんだよ」とヒートアップしていく。
その流れで有吉は「煽り運転とかもすぐモザイクかかるけど、あれ(顔出しちゃ)ダメなの? 俺らなんか何もしてないのに顔すぐ出されちゃってさ」と、テレビで報じられる際のモザイク処理について不満を口にしていた。
■5割以上が「モザイクは外すべき」
体罰、煽り運転、いわゆる「バカッター」行為など、それぞれ状況は違えど、テレビで報じられる際には加害者にもモザイク処理されることが多い。そのため、SNS上では「なぜモザイクを外さないのか」「顔を晒すべき」といった意見もたびたびみられる。
編集部が全国10〜60代の男女1,000名を対象に調査したところ、全体の54.7%が「モザイクは外して報じるべき」と回答しており、若干ではあるが多数派となる。
■厳しい意見も相次ぐが…
個人情報やプライバシーを保護するため、名誉毀損や社会的信用の低下を避けるためにモザイク処理を行われる場合があるが、「自ら晒しているのに外す理由がない」「ネットでは見られるのだからわざわざ隠す必要がない」といった声は多く、中にはメディアに対する批判の声があがることも。
加害者であろうと「守られなければならない一線」は越えてはならないが、納得がいかない視聴者も多いようだ。
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(文/Sirabee 編集部・二宮 新一)