出前で「写真とは似ても似つかない料理」が届いた経験は? とくに首都圏では…
利用者が増えているウーバーイーツや出前館。人気店も多いが、「料理の見た目が違う」といった声も…。
新型コロナウイルスの感染拡大が始まって以降、緊急事態宣言やまん防などによる制限もあって、一気に普及した料理のデリバリー。ウーバーイーツや出前館、その他多くのサービスがしのぎを削っている。
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■「見た目が違う」問題
こうした出前業者には多くのレストランが登録しており、さまざまなジャンルの料理を選ぶことができる。有名な店も多いので、評判や口コミをもとに選ぶこともできるが、やはり最も基準にしやすいのが料理の写真だ。
しかしSNSなどでは、「注文したはずの料理の写真と似ても似つかない代物が届いた」といった声もしばしば見られる。
宅配をよく利用するという都内在住の40代の男性も、「個人的にはゴーストレストランと呼ばれる実店舗のない店は、8割ぐらい見た目が違う物が来ると思います」と語る。その実態はどうなっているのだろうか。
■4人に1人が体験
Sirabee編集部が、全国10〜60代男女1,000名を対象に調査したところ、全体の24.5%が「写真とは似ても似つかない料理が出前で届いた経験がある」と回答した。およそ4人に1人程度と、少なからぬ人が被害に遭っているようだ。
■とくに関東で多い
なお、今回の調査結果を地域別に見てみると、最も経験者の割合が高かったのは、東京や横浜を含む南関東で28.8%。北関東が26.4%で続く。ウーバーイーツなどのデリバリーサービスが、大都市圏でとくに普及していることも影響しているかもしれない。
一方、北海道・東北や中国・四国では2割を下回った。
■厚切り肉などは注意
先にコメントした40代男性は、頼み方のコツとして、「マクドナルドなど有名チェーンを頼む場合は、写真と違うことはほぼ皆無なので、見た目が違うものが嫌な人は有名店で注文するのがベストではないでしょうか」と語る。
また、別の30代男性は、「特に、見た目ガッツリ系のステーキや焼肉といった料理を頼んで、写真と違うものがきた経験が多いです。写真だと厚切りの肉なのに実際は薄い、写真はレア気味なのにガッツリ火が通っているケースが少なくありません」という。
「見栄えを良くするためにある程度違いがあるのは仕方ないのかもしれませんが、料金もサービス料等含めて2,000円以上するので、届いた時にはガッカリしてしまいます」と本音を述べた。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)