余計な手間に朝からイライラ 3割以上の人が経験した冬ならではのトラブルとは…
厄介な真冬の路面凍結。しかし、凍りついて厄介なのは地面だけではないようだ。
■窓や車のドアが凍結してしまい一苦労
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で37.6%の人が「窓や車のドアが凍ってしまい開けるのに苦労したことがある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は41.9%、女性は34.0%という結果になっている。
■凍りついたベランダを見て納得
編集部が話を聞いた40代の女性は、「朝一で洗濯物を干そうとしたら、ベランダに出る窓がなかなか開かず驚きました」と語った。
凍っているとは思わず、ガタガタやっているうちになんとか開けることができたそうだが、手摺も物干し竿も白く凍りついているのを見て、窓もそうだったのだと気がついたという。
■事前にエンジンをかけるもすぐには溶けず
車で出勤しているという30代の男性は、「冬はフロントガラスの凍結部分を溶かすために出掛ける少し前からエンジンをかけているのですが、出掛けようとしたらドアも開かなくて…」と語った。
窓の凍結はある程度解消されていたが、ドアは完全に溶かしきれていなかったようで、解氷スプレーをかけてやっと開けることができたという。
■水滴の付着を減らすことで凍結防止に
窓や車が凍結するのは、結露や雨などの水滴、空気中に含まれる水分が、冷え切ったサッシや車の窓・ボディで冷やされるからだという。そこで、室内であれば、換気をしたり、結露防止シートや吸水テープを利用したりするなどの対策をすることで、結露による湿気やカビ、凍結をそれなりに防ぐことができるようだ。
また、車の場合は、凍結防止シートをかぶせる方法や、撥水コートをして窓に水滴が付着しにくくする方法などがよく知られているようで、解氷スプレーとともにカー用品コーナーやECサイトで簡単に購入できる。
なお、凍ったフロントガラスにはお湯をかけると簡単に溶かせそうだが、最悪の場合フロントガラスが割れてしまうこともあるという。急いでいるときは早く溶かしたいと気持が焦るが、危険なのでお湯をかけるのはやめたほうがよさそうだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ゆきのすけ)