南沙良、北川景子ドラマ『女神の教室』で熱演 正義感の理由が明らかに
月9ドラマ初出演の南沙良。第1話からインパクトのあるキャラクター性が話題になっている。
■「いい法律家」になるための授業
同作は、裁判官で実務家担当教員の主人公・柊木雫(北川)と彼女を取り巻く人々が自身の価値観をぶつけ合いながら、法曹界のあり方を問うリーガルエンターテインメント作品。裁判官や検察官、弁護士などの“法曹界”を目指す学生たちが通う法科大学院(ロースクール)が舞台に。
青南大学法科大学院に派遣教員としてやってきた柊木は、教員の藍井仁(山田裕貴)と5人のロースクール生たちに出会う。しかしそこで、目先の“司法試験合格”のみを目指す生徒たちの姿を目の当たりすることに。
藍井をはじめ教員側は学生に司法試験のノウハウを教えることにしか興味が無く、学生側も単位が取りやすい授業を履修しながら試験の対策になることしか求めていなかった…。
そんな学生の前に、「人を知らなければいい法律家にはなれない」という信念を持つ柊木が登場し、授業は一変する。
■しっかり者の照井雪乃役
南が演じるのは、他人にも自分にも厳しい性格のしっかり者・照井雪乃(てるいゆきの)。検事を目指す彼女は、他の学生ともドライに接し、距離を置いている。
合理的な藍井の授業に比べ、効率の悪い授業を展開する柊木に対して、強く反発する雪乃だが、過去のあるできごとから、凝り固まった正義感を持っている。
■雪乃が感情的になる理由とは
第3話で取り上げられた「黙秘権」についての模擬裁判で普段冷静な雪乃が「加害者には被害者が受けた同等の苦しみかもしくはそれ以上の罰が与えられるべき」と両手を振りおろして机をたたき、感情的になった。今回その理由が明らかに。
ある日、校内で痴漢被害にあったという話を耳にした雪乃は、被害者の学生から詳しい詳細を聞き、犯人を捕まえようとする。犯人を捕まえられたら、自分のことも助けられるような気がしていた雪乃。詳しい話を被害者女性から聞いた雪乃は、意を決して電車に乗り込む…。
■柊木に心を許す雪乃
しかし、自身が痴漢被害にあった過去のトラウマがフラッシュバックし、電車を降りてしまう雪乃。しゃがみ込み、震えているところに事情を聞いた柊木の姿が。雪乃の様子を見た柊木が優しい言葉をかけると、初めて雪乃が柊木に心を許したようだった。
一度は「意味がない」と離れていた実務演習に再び姿を表し、心配してくれる仲間や柊木の言葉の影響で初めて周りとの「協力」の意味に気づいた雪乃。そこには初めてみんなの前で笑顔を見せる雪乃の姿があった。
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(文/Sirabee 編集部・ホンマみつる)