有村架純、一足早く30歳の誕生日サプライズ 「孤独を愛せる女性になれるよう」
13日で30歳を迎える有村架純。誕生日は「戻ってこない20代に思いを馳せながら、30代を迎えます」と語った。
女優の有村架純が5日、都内で開催された映画『ちひろさん』完成披露舞台挨拶に、共演の豊嶋花、嶋田鉄太、van、今泉力哉監督と共に出席。13日の誕生日で30歳を迎える有村に、嶋田がサプライズで花束を贈った。
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■処方箋のような人間ドラマ
同作品は、月刊漫画誌『Eleganceイブ』にて2013年から18年の間、第1部が連載された漫画『ちひろさん』が原作。
元風俗嬢の主人公・ちひろ(有村)が、海辺の町にある小さなお弁当屋さんで働きながら、心に傷や悩みを抱えて上手く生きることができない人々と交流し、彼女の言葉や行動がそれぞれの生き方に影響を与えていく。
心のままに生きることの大切さ、孤独と向き合うことの尊さを描いた、現代人にとって処方箋になるような人間ドラマ。
■熱々カップラーメンにツボる
作中には、たこ焼きを食べるシーンがあるとのことで、司会から「たこ焼きは熱くなかったか」と尋ねられた有村は「熱々ではなかったですね」と答え、続けて「カップラーメンを食べるシーンもあったんですけど、それは熱々でした(笑)」と笑顔を見せた。
これを聞いた今泉監督は「熱すぎたからなのかわからないんですけど、有村さんはツボられていました」と明かすと、有村は「想定よりも熱すぎたので、吹き出しちゃったっていうのはありましたね」と振り返った。
■30代は「孤独を愛せる女性に」
また、イベント終盤に、数日後に迫った誕生日をサプライズで祝福された有村。
30代を迎える心境については「早く30代を迎えたかったので『ようやく!』っていう気持ちと、振り返るとこの10年は本当にあっという間だったなと思います。ものすごいスピードでいろいろな景色を見ることができてありがたい10年間でした。戻ってこない20代に思いを馳せながら、30代を迎えようと思います」と感慨深げな表情で語った。
目標を聞かれると「より質の良い作品を届けるために、柔軟な心を持ってみなさんとディスカッションをして、作品を作っていけたらいいなと思います」と言い、さらに「孤独を愛せる女性になれるよう、30代を進んでいきます!」と意気込んだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・だい坊)