この部分だけは誰にも… 約4割が「他人と比べて」感じている気持ちとは
他人と自分を比べたときに、どのような感情を抱くだろうか?
他人と自分を比べて、劣等感を持つ人もいるかもしれない。一方でなにか得意なことがあれば、「これだけは負けない」と誇れることもあるようだ。
■約4割「人より優れているものが…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に実施した調査では、全体で40.1%が「自分には人よりも優れているところがあると思う」と回答した。
男女別で見ると、男性が44.8%、女性が35.4%となっていた。
■上司に好かれる才能
上司に好かれるところが人より優れていると思っている20代男性は、「ものすごく仕事ができるとかはありませんが、上司に好かれやすいところだけは人より優れた部分だと思うんです。この性格のおかげで、大きなミスもなんとか乗り切っていますからね」と話す。
反感を持っている人もいるようだが、「自分でも気づかないうちに、媚びを売るような態度と取っているようです。これが上司には受けるのですが、同期などはよく思っていないみたいで…。ただ自分にとって唯一の特徴だと思うので、スタイルを買えるつもりもありません」と話を続けた。
■上には上がいると知って
中学時代は勉強で他よりも優れていたという20代女性は、「中学の頃までは『頭のいい生徒』として、学内でも評価されていました。そこから地元では進学校で有名な高校に入学したのですが…。その学校での成績は、中の下くらいでしかありませんでした。上には上がいることを、思い知らされたんです」と振り返る。
続けて、「中学の頃は少し調子に乗っていたので、とてもショックを受けましたね。最初はがんばって勉強をしたのですが、上の人たちに追いつくこともできなくて…。勉強はあきらめて、他の部分でがんばろうと思いました」とも話していた。
■10代は最強だった
ツイッターでは、「人より優れていると思っても、上には上が必ずいる。だから、『自分の役割』を分かるってすごく重要なこと」との投稿も。
また若い頃の自分を思い出し、「無条件に、自分が他人より優れていると思えた10代は最強だったんだ」とツイートしている人もいた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)