冬場に7割以上の人が“悩んでいるもの” 「急激に暖かくなると…」
寒い冬の日、暖かい室内で過ごしているうちにいつの間にかウトウトしていた、なんてことも。
■暖かい部屋に入ると急に眠くなってしまう
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,686名を対象に実施した調査では、全体で70.8%の人が「寒い場所から暖かい部屋に入ると急に眠くなって困ったことがある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は69.6%、女性は71.9%という結果になっている。
■暖房の効いた電車で熟睡
編集部が話を聞いた30代の男性は、「通勤電車でたまたま座れた席が暖房の効いている席で、急激に体が温かくなったせいか、うっかり熟睡してしまって…」と述べた。
幸い隣りに座っていた人が少し手前の駅で降りたときに目が覚めたため、乗り過ごすことはなかったそうだが、そのまま乗り過ごしていた可能性もあったと振り返った。
■眠すぎて会議が憂鬱に
朝一に会議がある日がつらいという30代の女性は、「週に1度の朝の定例会議で使う会議室は空調がよく効いていて暖かくていいのですが、冬は眠くて…」と述べた。
あまりの眠さに会議の内容が頭に入らないどころか、眠らないようにすることで必死になってしまうそうで、週に1度の会議が本当に憂鬱だという。
■副交感神経が働くと眠くなりやすい
なぜ、寒い日に暖かい部屋に入ると眠くなってしまうのか。一説には、寒さによる緊張がほどけてリラックスし、副交感神経が活発に働くことで眠くなりやすいのだという。
また、暖房の空気は上の方、ちょうど頭のあたりに溜まりやすいというのも原因の1つとして考えられるのだそう。温められた頭の外側は血流が良くなるが、内部にある脳の血流は不足しているために眠くなるということのようだ。
急激な眠気を防ぐには、電気毛布やひざ掛け、ヒーターなどで頭ではなく足元から暖めたほうがいいのかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ゆきのすけ)