教師に重傷負わせた小学1年男児 「先生を焼き殺したい」とメモを書いた過去も…

教師は上層部に不安を訴えていたが、十分な対応はしてもらえなかった。

学校・教室

小学校で女性教師を狙い、殺そうとした男子児童。事件に至るまでの教職員たちの苦労、また児童の保護者によるコメントを、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えている。


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■凶悪事件が発生

アメリカ・バージニア州の学校で、1年生の男子児童(6)が女性教師を狙って発砲し、重傷を負わせる事件が発生した。撃たれた教師は、必死に児童たちを教室から避難させた上で卒倒。そのまま病院に搬送されたことを、複数メディアが報じていた。

事件の発生後、加害児童が学校でたびたび教職員を困らせていたことが判明。教師たちからは不安の声が上がっていたことも、明らかになった。

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■不安を訴えていた教師

撃たれた教師は、これまでずっと加害児童の行動に不安を感じていたとのこと。上層部にも伝えて救いを求めていたが、そのたびに「大したことではない」とみなされるか、無視されていたのだという。

そんななかでとんでもない事件が起こったことから、関係者からは怒りと驚きの声が続々とあがっている。


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■荒れていた男子児童

加害児童は教室で物を投げるなど問題行動が多く、ある教師に宛てて「先生が憎い」「先生に火をつけて殺したい」などと悪質なメモを書いて、怖がらせたこともあった。

また教師や他の児童を教室に閉じ込め、困らせたこともあったそうだ。その時は教師がドアを叩いて救いを求めたため、ピンチに気づいた同僚が開けに行き、教師・児童たちを助けたのだという。


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■加害児童の両親による主張

加害児童の両親が先日ようやくコメントを発表し、銃については「家でしっかりしまい管理していた物です」と主張した。

また加害児童については「重い障害を抱えているのです」「毎日、母親か父親が教室まで同伴していましたが、発砲事件があった週は初めて子供だけで教室に行かせました」「あの日に同伴しなかったことを、死ぬまで後悔するでしょう」とも話している。

学校が事件の現場になることは、日本でもある。しかも誰でも簡単に入れる環境だけに、深刻なケースに発展することも。学校が児童・生徒・教職員にとって安全な場所であるように、常にセキュリティに力を入れて事件を防ぐしかない。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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