最年少でMENSAテスト合格した3歳児 両親は「優越感は持たず謙虚でいて」

現在では6ヶ国語で数を数えられるという天才少年。両親は「なぜ賢いのかわからない」と話している。

2023/01/27 06:30

タブレット・勉強・教室・学校

イギリスに住む少年は3歳の頃、IQ98パーセント以上の人しか会員になれない国際的なエリート組織「MENSA(メンサ)」へ入会を許された。その過程や両親の教育方針を、『Daily Mail Online』や『Mirror』などの海外メディアが報じている。


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■2歳で読み書きを習得

イギリス・サマセットに住む現在4歳のテディ・ホッブスくんは、保育園の周りの友達がアルファベットを読むのに苦戦しているなか、『ハリー・ポッター』シリーズを読み切ってしまうほどの天才だ。

体外受精によってテディくんを授かったという両親は、2歳の頃に独学で読み書きを覚えた彼の知能の高さに驚いて、専門家に連絡をとった。その後、知能テストを受けたテディくんは、スコアの高さから専門家によってMENSAへの入会を勧められたという。

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■上位0.5パーセントに入るスコア

MENSAとは、上位2パーセントのIQを持つ人々が参加することのできる国際的な組織だ。イギリスでは過去にも3歳でMENSAに入会した子供がいたという。

テディくんは、上位2%どころか、0.5%の中に入るほどのスコアを叩き出した。テストを受ける前はテディくんの賢さへの実感がそこまでなかったという両親は、彼のMENSA入会を聞いた時に非常に驚いたそうだ。


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■謙虚であることを教育

テディくんがなぜそんなにも賢いのか、両親にもわからないという。勉強を強制したことがないという両親は、テディくんが遊べるようタブレットを買い与えたが、テディくんはそれを使って言語を勉強し始めた。今では6ヶ国の言語で100まで数えることができるという。

今はまだ、「友達に比べて自分が賢い」という認識がそれほど強くないというテディくんだが、両親は彼が優越感に浸ったりすることがないように、「謙虚」であることを注意深く教えているそうだ。


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■「望むのは幸せな人生」と両親

この報道を見た人々からは、「天才だ。きっと明るい人生を送るだろう」「イギリスのリーダーとなってくれるはず」などと、テディくんを称賛するコメントが寄せられた。

また、「賢い子供を育てるというのは、両親にとって大変なことだと思う」「学校は多くの場合、他の子供と同じレベルになるよう教育するので気をつけて」と、テディくんや彼の両親が直面するであろう困難を案じる声もあった。

それでも「私たちがテディに望むのはいい人間になることと、幸せな人生を生きることだ」と話す両親。それに対して「この両親ならきっと大丈夫」という声も寄せられている。

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(文/Sirabee 編集部・広江おと

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