スタバ新作スイーツ、めちゃくちゃ失敗作っぽいが… 「味は激ウマ」と称賛の嵐

待望のスタバ新作スイーツ。なかなかに攻めたデザインで「失敗作」を連想させるが、肝心の味の方は…。

「人を見た目で判断するべきではない」という考え方は真理だが、「人は見た目が9割」という考えもまた真理。そして、これは何も「対人」に限っただけの話題ではないのだ。

現在スターバックスユーザーの間では、スタバ新作スイーツの「外見」に対する驚きの声が多数上がっており…。

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■「現実ではまず見ない」シチュエーション

突然の質問で恐縮だが、スキー場で転んだ際に勢い余ってそのまま転がり続けて「顔だけ飛び出た巨大な雪玉となった人物」や、蕎麦の出前の最中に通行人とぶつかってしまい、自転車から落下して「頭に蕎麦を乗せた状態で転んだ人物」を目撃した経験はあるだろうか。

いずれも漫画やアニメなどで見られる誇張した表現であり、いわゆる「お約束」な描写なのだが、現実世界でこれらの人物に遭遇するのは非常にレアケース…というか、ほぼ不可能。

他にも、才色兼備のキャラクターに弱点として付与されやすい属性ナンバー1の「料理下手」(次点は「泳げない」)を表現するシーンでは、思わず「下手とかそういうレベルじゃないだろ」とツッコミたくなるような「カットすらしていない具材をそのままミックスさせた物体」が完成する…などの展開もお約束である。

しかし現在スタバ店頭では、この「お約束」を地でいった新作スイーツが爆誕し、波紋を呼んでいるのだ…。

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■スタバのバレンタイン、何かおかしい…?

18日よりスタバにて発売された新メニューは「バレンタイン」をイメージしたチョコレート商品の数々。「チョコレートケーキ」「ふんわりホイップ&パイ入りチョコレートムースケーキ」「もっちりボールチョコ&ルビーチョコ」などなど、名前を見ただけで、思わず味わいを連想してしまう魅力的なメニューばかりだ。

クッキーとチョコレートのパウンドケーキ

しかしそんな中で、ひときわ異彩を放つ商品が…。そう、それこそが今回注目したい「クッキーとチョコレートのパウンドケーキ」である。

名前の通りココアクッキーとチョコレートをふんだんに使用したスイーツなのだが…こちらは、クッキーを細かく砕いているのでなく「原型が残った状態」で使用しているのがポイント。

クッキーとチョコレートのパウンドケーキ

そのためパウンドケーキからは複数のクッキーが飛び出し、前出の「漫画で見られる失敗作の料理」を連想させる、よく言えば「潔いビジュアル」となっている。

クッキーとチョコレートのパウンドケーキ

あまりに「攻めた」デザインのケーキに対し、ツイッター上では「オレオぶっ刺さっとるやん」「スタバの新作、デザインすごくない?」「思った以上にオレオが刺さってた」「見た目はヤバいけど、普通に美味しんだよ」などなど、驚きの声が多数上がっていたのだ。


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■以前も「ぶっ飛んだスイーツ」が話題に

スタバのミャクミャク様

スタバでは時折、ビジュアルがぶっ飛んだスイーツが誕生し、その度に話題を呼んでいる。たとえば昨年8月には「ミャクミャクさまの卵」や「ジャンボタニシの卵」などを称された新作スイーツに、ツッコミの声が多数寄せられていた

クッキーとチョコレートのパウンドケーキ

…と、ビジュアル面では「攻め」の姿勢を見せるスタバだが、いずれも味の方は文句のつけようがない。今回話題の「クッキーとチョコレートのパウンドケーキ」も絶品で、サクサク感を超えたクッキーの「ザクザク感」と、クッキーの巨大なインパクトのせいでやや影が薄くなってしまったチョコレートの「ナイスアシスト」がパウンドケーキの魅力を引き立て、唯一無二の味わいを生み出しているのだ。

クッキーとチョコレートのパウンドケーキ

見た目で思わず敬遠してしまった人も、ぜひ一度試してみてもらいたい。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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