市川実日子、『探偵ロマンス』で男装の麗人役 「この役は、この方しかいない」
21日よる10時スタートの『探偵ロマンス』では、太郎(濱田岳)と三郎(草刈正雄)の前に現れる“謎の人物”を市川実日子が演じる。
21日よる10時スタートの土曜ドラマ『探偵ロマンス』(NHK)。連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で野田一子/ベリーを演じた市川実日子の出演が決定した。
■知られざる江戸川乱歩誕生秘話
同ドラマは、新進気鋭の脚本家・坪田文氏が書き下ろすオリジナルドラマ。1923年に作家デビューを果たした江戸川乱歩、それから100年という節目に“知られざる江戸川乱歩誕生秘話”を伝える。
連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』制作チームが、ロマンスあり、笑いあり、涙あり、魂の叫びあり、アクションあり…今を生きる人々の心に響く珠玉のエンターテイメント活劇を作り上げる。
主演の平井太郎を濱田岳が務め、名探偵白井三郎役を草刈正雄が演じる。
■「男装の麗人」を演じる
太郎(濱田)と三郎(草刈)の前に現れる謎の人物を、市川が演じる。その美しいまなざしの奥に秘めた思いとは何か? 果たして、敵なのか味方なのか…。市川からコメントが到着した。
市川:「男装の麗人の役です」と聞いた瞬間、わくわくする気持ちが湧いてきて、脚本からは、現代との重なりを感じました。
衣装合わせでは、当時のおしゃれのお話と、装飾品の美しさにうれしくなり、現場では、髪をミリ単位で整えていく真剣なメイクをしていただきながら、この役と、この作品を知っていくよろこびがありました。
1年ぶりの再会だった、チーム「カムカム」のみなさんのこの作品への情熱は、京都の寒空の下、心がぽかぽかと温まってくるほどでした。新しい年に、流れるこの作品を楽しみにしていただけたら、うれしいです。
■「この役は、この方しかいない」
制作統括を務めた櫻井賢氏からもコメントが届いている。
櫻井氏:坪田文さんが魂を込めて書き下ろしてくださった『探偵ロマンス』では、クセの強い登場人物たちが大いに存在感を発揮し、濱田さん演じる若き江戸川乱歩や草刈さん演じる名探偵・白井三郎を翻弄していきます。
なかでも、2人と対峙する最も重要な役が、“男装の麗人”です。「この役は、この方しかいない」…その念願かない、市川実日子さんをお迎えできました。その実現の裏には、『探偵ロマンス』チームが抱く、ある秘めた野望も存在しております。はてさて、男装の麗人が、いつ、どこで現れるのか、どうぞお楽しみに!
・合わせて読みたい→福地桃子、『霊媒探偵・城塚翡翠』での演技に反響 「絶妙な表情」の声
(文/Sirabee 編集部・ほさかちよこ)