ヘアドライヤーの「COLD」は髪のケアに重宝 正しい使い方は…
正しくドライヤーを使い、髪へのダメージを最小限に抑えたい。
毎日のように使用するヘアドライヤーだが、「COLD(冷風)」スイッチはあまり使用しないだろう。しかし冷風の使用がじつは大事なことを、『The Sun』など海外メディアが説明している。
■ヘアドライヤーの謎
シャンプーした髪を乾かすために、日頃からよく使用するヘアドライヤー。「HOT(温風)」の使用により素早く髪を乾かす人は多いが、「COLD(冷風)」に切り替えることはあまりない。
冷風機能については「なぜあるのか」と疑問に思っている人も多いが、実はこれにはとても大事な役目があるようだ。
■覚えておきたい使い方
髪の専門家によると、濡れた髪に温風を当てるのは、髪全体の約8割が乾くまで。その後は冷風に切り替え、少し湿った状態に当てて乾かすのが理想的なのだという。
温風を当てるほうがスピーディに髪を乾かせるが、ダメージを考えると、少しでも時間は短くしておくほうが無難だ。
■「COLD」には嬉しい効果も
冷風を当てることにより髪はサラサラになり、輝きも増す。しかも温風で決めたスタイルを、長持ちさせるありがたい効果もあるのだという。
ただ完全に乾いていない状態で寝たりしないように、しっかりと乾かしてから休むよう心がけたい。
■3割以上が「乾かさずに寝ることも」
Sirabee編集部が全国10〜60代の男女1,789名を対象に調査を実施したところ、全体の32.3%が「髪を乾かさずに寝ることがある」と回答した。
濡れたまま寝ることにより、髪は傷み頭皮も荒れる。よって必ず乾かして寝ること、またドライヤーを利用する際には「HOT」と「COLD」を上手に使いわけることを覚えておきたい。
なお薄毛・抜け毛を気にする人は多いが、そういう人もまずは正しくヘアドライヤーを使っているか確認してみていただきたい。
また使用する前に必ずタオルで頭を拭くこと、頭にドライヤーを近づけすぎないこと、同じ場所に長いあいだ温風を当てないことなどを意識しておくほうがいい。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)