いま日本女性の3割が「着ている下着」に驚き ユニクロのヒートテックと思いきや…
「冬のインナー=ヒートテック」と思いきや…。意外なアンケート結果に、思わず驚き。
日本を代表する防寒アイテムの筆頭に挙げられるのが、ヒートテック。毎年、季節の変わり目に「ヒートテックを着用すべきか否か」といった声が多く上がり、その都度「ヒートテック」がツイッタートレンドの上位に浮上するのは、もはや風物詩と言える。
しかし実際のところ、日本人の何割がヒートテックを愛用しているのだろうか…?
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■ヒートテック20年の歴史
ユニクロが世界に誇るヒートテックは、2003年に「機能性インナー」として誕生。その後はマイナーチェンジはアップデートを繰り返し、現在でも「防寒グッズ」を代表する存在であり続けている。
敏感肌などを理由にヒートテックを敬遠する人も見られたが、2021年には肌面の「コットン100%」を実現させた「ヒートテックコットン」を展開し、より満足度の高いインナーとして生まれ変わったことは記憶に新しい。
■「根強い人気」ではあるのだが…
…と、ここで気になるのが「実際にどれほどの人々が、冬にヒートテックを愛用しているか」という点。
前出の通り様々なアップデートが施されたユニクロだが20年もの間、その他アパレル社やアウトドアグッズを展開する企業も機能性インナーを続々と展開し始めている。こうした点を考慮すると、ヒートテックのライバルを愛用する人々も決して少なくないはずなのだ。
そこで今回は、全国10代~60代男女600名を対象とし、冬のインナー事情に関する調査を実施することに。アンケートの結果、ユニクロのヒートテックを「よく着る」と回答したのは、全体の41.0%と判明。選択肢の中では最も多い数値だが…個人的には6割を超えるぶっち切りの回答数を予想していたので、やや少なく感じられてしまった。
なお「他のアイテムと使い分ける」派は全体の17.8%となっており、積極的に着用する人の数はトータルで約6割ほどと分かる。一方で「あまり着ない」という回答は全体の14.2%で、「全く着ない」は2番目に割合が高い27.0%という結果だった。
■男女で意外な結果に
年代別の回答を見ると、10〜30代は半数以上が「よく着る」と答えているのだが、以降の年代では4割未満に減少。中でも50代の少なさが顕著で、全世代を通して最も少ない25.5%であった。
また、性別ごとの回答では「よく着る」と回答した男性は37.2%、女性は44.6%という結果に。「あまり着ない」「全く着ない」と回答した男性は44.4%であるのに対し、女性は4割未満という数値からも、男性より女性の方がヒートテックを愛用していることが窺える。
今年で誕生20周年を迎えるヒートテック。さらなる進化を遂げた逸品が展開されることを、期待したい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)