デーブ、山上被告への理解に異論 「同情することはあるにしても…」
山上徹也被告への同情も見られる現状に、デーブ・スペクターは異論を唱える。
■ついに起訴された山上被告
番組は13日に起訴された山上被告の話題を扱い、爆笑問題の太田光は、殺人という手段に対して長きにわたるコメントで苦言を呈していく。
他方、ネットでは生い立ちや境遇からの同情、英雄視も見られると紹介され、イェール大学助教授の成田悠輔氏は「犯罪は犯罪で暴力は暴力で駄目」「ただ、犯罪とか暴力があったからこの問題に焦点が当たって…」などとメディアや社会を批判した。
■「ちょっと危ない」と入り…
すると、デーブは「ちょっと危ないと思うのは、拡大されてると思うのは、英雄視の話ですが」として、「山上被告がここまでの現象になると想定してやったとは思えないんですよ」とコメント。
続けて、「恨みがあって安倍(晋三元首相)さんを象徴的に選んでターゲットにした、それだけで。こんなに政治問題が浮上したり、まして法律までできるとか」と持論を述べた。
■旧統一教会との関係にも持論
デーブはさらに「元信者たちの2世たちも頑張って出てくるとか、こんなの計画してやったと思えないんですよ」と、事件が社会に与えた影響が想定外のものだったと指摘。
また、犯行の発端となった安倍元首相と旧統一教会との関係についても、「同情することはあるにしても、安倍元総理の人生の中で、統一教会との協力はほんの一部ですよ。多分、全体の1%あるかないかくらいですよ」と推察した。
■同情と量刑は無関係?
こうした意見を元に、最後には「やっぱり、犯行を裁くのが仕事なので、背景の同情とかは、申し訳ないけど今回は理解しても、あんま関係ないと思います」とコメント。裁判において、裁判員や裁判官が情状酌量しないよう期待した。
社会に多大なる影響を与え、大きな注目が集まることが必至な今後の裁判。果たして、山上被告は何を語るのだろうか。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)