ワンナイトラブ経験者、女性では「4人に1人」と判明 最も多い世代は…
コロナ禍以降、男女の出会いの形にも変化が。マッチングアプリが普及する一方で、梅毒の流行も懸念されているが…。
新型コロナウイルスの感染拡大で、男女の出会いの形にも変化が。大人数での飲み会や合コンなどは開催しづらくなった一方で、ネットを活用した出会い、たとえばマッチングアプリは結婚を前提として真面目なものからカジュアルなものまで、多くのユーザーが使用するようになった。
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■梅毒の蔓延も話題に
出会いの形が、グループから個人同士に、リアル中心からネットも組み合わせたものになることは、男女交際のあり方に波紋を拡げている可能性がある。
たとえば、昨年、古くからある性感染症のひとつ「梅毒」は、現在の方法で統計をとり始めた1999年以降で初めて1万人の大台を超えたことが発表された。その背景に肉体関係を伴うパパ活やアプリでの出会いなどの影響があることはほぼ確実だ。
性感染症以外でもさまざまな危険がある行きずりの恋、いわゆるワンナイトラブ。どれくらいの人が経験しているのだろうか。
■3割がワンナイト経験あり
Sirabee編集部が、全国10〜60代男女1,433名を対象に調査したところ、「ワンナイトラブの経験がある」と答えたのは全体の29.5%。およそ3人に1人は、肉体関係を含む行きずりの恋を経験していることが明らかとなった。
初めからワンナイトのつもりではなかったケースもあるかもしれないが、少なからぬ割合といっていいだろう。
■男性のほうが多い
なお、今回の調査結果を男女別で見てみると、男性は33.6%なのに対して、女性は25.3%。男女の恋愛が中心であることを前提にすると、やや幅広い層がワンナイトラブを行う男性に対して、女性は比較的限られた人たちが行きずりの関係を繰り返しているのかもしれない。
■40代が最多
世代別では、40代が最多で33.6%。経験率のため、年齢が高いほど割合が高くなりがちだが、60代は最も低く21.7%。バブル景気の恩恵も享受した世代のはずだが、性的な意味では現代よりもむしろ保守的だったのだろうか。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女782名(有効回答数)