衣類用寄付箱にミイラ化した遺体が… 中身の確認が滞り発見が遅れたか

善意の寄付用に設置された箱から、耐え難い異臭が…。

寄付・古着

不要になった服を入れる箱の中に、なんと女性の遺体が…。確認に追われている当局が「ひどい状態だった」「年齢などの特定は現時点では不可能」と発表したことを、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えている。


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■町に置かれたボックスから悪臭

アメリカ・サウスカロライナ州に位置する小さなホテルのそばに、不要になった衣類を入れる寄付箱が置かれていた。

そこから耐え難い悪臭が漂うようになったため、ある人物が通報。「思わず吐き気がするようなひどいニオイがする」と伝え、中を確認してほしいと頼んだという。

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■女性の遺体を発見

昨年の大晦日には、警察官たちが現場に行き寄付箱の中身を確認。腐敗の進んだ女性の遺体を発見し、回収した。

しばらく厳しい寒さが続いていることから、当局はまず「寄付箱の中にもぐって極寒に耐えようとし、そのまま死んだのではないか」と推測。だが遺体がミイラ化していたことから、亡くなって数ヶ月が経過しているという見解に至った。


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■寄付ボックスは管理されておらず

寄付ボックスの中身を確認した当局は、「何年ものあいだ放置されていた可能性が高い」と発表。また箱の中には衣類だけではなく、今では見かけないVHSビデオテープなども捨てられていたという。

遺体の身元もまだ確認できておらず、おおよその年齢も不明とのこと。警察も慎重に調べを進めているが、死因を含む詳細を調べ上げるには時間がかかりそうだ。


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■「気の毒」という声が噴出

この件について知った人たちは女性に同情し、「服を盗もうとして中に入り、そのまま出られなくなったのでは…」「こんな死に方は悲しすぎる」とコメント。また「箱を設置し寄付を呼びかけておきながら、肝心の中身は確認しないのか」という疑問の声も噴出している。

どういう団体が寄付ボックスを設置したのかなど詳しくは報じられておらず、団体もコメント発表には至っていないようだ。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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