コロナ禍で3度目となる成人式はどう開催すべき? 7割は「リアル」支持
感染拡大の第8波が拡がりつつあるが、ワクチン接種なども進む現在。成人式はどのように開催すべきだと思う?
1999年までは1月15日に固定されていたものの、現在は法改正によって「1月の第2月曜日」とされている成人の日。自治体などが祝賀イベントを開催して新成人を祝い、同窓会のような形で多くの若者たちが集まる。
■コロナ禍当初は開催に賛否も
しかし、コロナ禍以降、「密」になりやすいイベントとして開催の是非が問われることもあった成人式。とくに感染拡大の初期は、多くの自治体が式を中止したり、オンライン開催に切り替えた一方で、川崎市などが大規模に実施して賛否が割れる状況も見られた。
第8波の感染拡大が続く現在、とはいえさまざまなイベントが戻りつつある状況の中、コロナ禍で3回目となる2023年の成人式はどのような形であるべきなのだろうか。
■7割は「リアルで」
Sirabee編集部が全国10〜60代男女782名を対象に調査したところ、今年の成人式について最も多かった回答は、「リアルで開催すべき」というもの。全体の66.5%と7割に迫る圧倒的な割合に及んだ。
オンライン開催を支持する人は24.2%。なお、オンラインを含めても開催すべきでないと答えた人は9.3%だった。
■若者と親世代はリアル開催支持
自らや近い友人が関わる世代、自分の子供たちが関わる世代などがいるためか、今回の調査結果には世代による意識差も見られた。リアル開催の支持率が最も高かったのは、やはり10〜20代で76.7%。ここ数年の逆風で悲しい思いをした人たちも含まれる年代だ。
また、60代が72.5%で続く。こちらはその親世代と言えるかもしれない。一方、リアル開催の支持率が最も低かったのは40代で、58.6%にとどまっている。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)