お正月遊び人気ランキングを発表　若者はかるた、子育て世代はすごろくだが…

家族や親戚などが集まるお正月には、伝統的な遊びが今も残っている。福笑いや羽子板、こま回し、凧揚げなど。お正月以外の季節にも楽しむ遊びも含まれているが、凧揚げやこま回し、羽子板などは、唱歌『お正月』にも歌われている。

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■1位はすごろく

こうした中で、現代ではどんな遊びが人気なのだろうか。Sirabee編集部が全国10〜60代男女1,000名を対象に調査したところ、29.5％の票を集めて1位に輝いたのは、「すごろく」。大人も子供も楽しめて、寒い屋外に出る必要もなく、納得できる結果だ。

2位は定番の凧揚げで23.4％。風が強い冬は河川敷などで高く揚がるため、気持ちいい。3位は、21.3％でかるたがランクイン。毎年1月は、滋賀県の近江神宮で競技かるたの名人戦・クイーン戦が開催される季節でもあり、お正月らしさもひとしおだ。

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■4位以下とは大差に

トップ3とそれ以下は大きく差が開いたが、4位は福笑いで6.8％。唱歌にも歌われたこま回しは6.4％。以下、けん玉、羽子板、めんこ、だるま落としと続いている。

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■若い世代でかるた人気も

すごろく、凧揚げ、かるたがそれぞれ2〜3割の支持を集めたお正月遊びの人気ランキングだが、世代別では人気にバラつきも見られる。

10〜20代で最も支持を集めたのは、1位のすごろくを上回って、29.9％の得票でかるた。これは今年15年の連載が完結した競技かるたをテーマとした人気漫画『ちはやふる』の影響も少なくないだろう。

一方、30代ではすごろくが34.1％と優勢。子育て世代で子供がまだ小さい年頃と思われ、親子でできる手軽な遊びとして実際に使われている可能性が高い。

また、50代以降では凧揚げが一番人気。「子供は風の子」と言われるが、お正月も健康的に外で遊ぶのが理想的と考えているのかもしれない。