おせち料理にまつわる大調査まとめ 黒豆の失敗しない煮方や絶品アレンジも
おせち料理の準備にも役立つ人気ランキングと苦手なメニュー。それぞれ上位は…。
お正月には欠かせないおせち料理。もともとは古くから朝廷で節句の祝いに食べられていたもので、子孫繁栄や商売繁盛など、さまざまな縁起を担ぐ由来もある。メニューによっては一日で簡単につくれるものもあり、デパ地下などでも多く販売されている。
そこで、参考としてSirabee編集部が調査したおせち料理にまつわるデータを紹介しよう。
■「好きなおせち」1位は栗きんとん
おせち料理のメニューの中で、最も人気を集めたのは「栗きんとん」。甘く、きんとんはねっとり、栗はほくほくして、お正月ならではの美味しさだ。大人にも子供にも愛される料理だろう。
2位はプチプチした食感も心地よい数の子。以下、海老、伊達巻、黒豆、かまぼこと続く。
■嫌いな1位は「紅白なます」
一方、嫌いなおせち料理で1位になったのは、「紅白なます」。おせちの中でも地味な一品だが、酸味も強く好き嫌いが分かれるのかもしれない。2位は以外にも、人気ランキングでも2位に入った数の子。かすかな苦味のある味わいで苦手な人もいるようだ。
以下、昆布巻、黒豆、田作り、くわいなども上位にランクインした。
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■4割は「おせち離れ」
最近は「おせち料理離れ」も顕著に。42.6%が「手作りも購入もしない」と判明した。ある程度は手作りする人が11.9%。ごく一部のメニューを作る人が最も多く、25.6%。すべて購入する派が19.9%だった。
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■シワが寄らない黒豆の煮方
なお、好きなおせちランキングで5位に入った黒豆だが、上手に炊かないと皮にシワが寄って見た目が良くなくなってしまう。それを避けるためには、豆を水に漬けて戻すのではなく、熱い煮汁に漬けること。
水に砂糖、醤油、塩、重曹など煮汁になる材料をすべて入れ、いったん沸騰させて砂糖などが溶けたら、熱いうちに豆を一晩漬けておく。土井善晴氏が紹介したり、レシピサイトでも人気の方法で、実際、シワが寄らずふっくらと炊きあがる。
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■チーズと混ぜてアレンジ
保存性が高いメニューが多いおせち料理だが、ついつい余ってしまいがち。また、毎日続くと飽きてしまう人も多いだろう。そこでSirabee編集部がイタリアンシェフに開発してもらったアレンジレシピが、黒豆をマスカルポーネとあえてバゲットにのせて食べること。
お好みではちみつをかけても美味しい。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)