7割以上がパチっと走る痛みに悩まされている インナーを見直すことも対策に

秋冬は静電気が起きやすい季節だが、加湿や保湿に加えて、衣類でも対策ができるようだ。

2022/12/25 04:30

ドアノブに触る手
(Favor_of_God/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

冬になると起きやすくなる静電気。予期せぬタイミングでパチッと走る痛みに悩まされている人は多いようだ。


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■静電気が怖くて金属に触りたくない

Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で72.5%の人が「静電気が怖くて金属製のものには恐る恐る触ってしまう」と回答した。

なお男女別に見ると、男性は68.8%、女性は76.1%という結果になっている。

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■洗濯物や布団の取り込み中に発生

編集部が話を聞いた30代の女性は、「冷え性で乾燥肌なので、冬のスキンケアには特に気をつけているのですが、手もカサカサで、いろんなところで静電気にやられます」と語った。

ハンドクリームなどで保湿は心掛けているが、洗濯物や布団を取り込む際にベランダの手摺などに触れてしまうと、それもあまり効果がないそうだ。


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■車のドアを触るときに起きやすい

営業のために会社の車によく乗るという30代の男性は、「冬は車のドアを開ける前に静電気を逃さないと痛い思いをします」と述べた。

いつもは静電気対策グッズなどで先に触れるよう気を付けているが、つい慌てて乗ろうとすると、必ずと言っていいほどパチッとやられてしまうのだそう。


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■帯電しにくい衣服の素材とは

肌着メーカー・グンゼの公式HPによると、湿度が高いと静電気が発生しても空気中の水分によってすぐに放電されるが、室温が下がり空気中の水分量が少なくなると、放電されにくくなるために静電気が発生しやすくなるのだそう。

同HPでは、乾燥しないように湿度を保つ、静電気防止スプレーや柔軟剤を利用する、保湿クリームで肌の潤いを保つなどの対策を紹介しているほか、インナーの見直しも勧めている。

素材によってプラス帯電しやすいものとマイナス帯電しやすいものがあり、ウールとポリウレタンのような対極の素材を重ねると、摩擦により磁石のようにくっつき、剥がすときにパチパチと静電気が発生する。しかし、綿は吸水性が高く帯電しにくい性質を持っているため、静電気対策になるという。静電気に悩まされている人は試してみてもいいかもしれない。

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(取材・文/Sirabee 編集部・ゆきのすけ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2022年11月25日~2022年11月30日
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)

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