ドローンによる犬の散歩は吉と出るか凶と出るか コロナ禍ならではの奇策が話題

あらゆる分野でAI化が進む現代。近未来は犬の散歩まで機械が行ってくれるのだろうか…。

ドローン

各地の寒さや積雪の様子が日々報じられているこの頃、愛犬家であっても散歩が億劫になってしまう季節でもある。さらに、新型コロナウイルス以外にもインフルエンザや胃腸炎が流行する時期とあって、「体調が悪く散歩は無理」という人も。

そんななか、ツイッターに投稿された動画が大きな注目を集めていることを、インドの『Indiatimes』や『NEWS 18』が報じた。

【動画】ドローンによる散歩はアリかナシか?


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■自宅にいながら犬の散歩を…

ここ数年間の新型コロナウイルスのパンデミック下においては、行動に制限が設けられたり、厳しい外出禁止令が出されたりと、世界各地で人々の暮らし方は大幅に変わってしまった。

トルコの南に位置するキプロス島に住む男性も、そんな1人だった。しかし自身が自宅から出られなくても、愛犬だけは外の散歩を楽しめるようにと、斬新な奇策を編み出したという。

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■犬のリードの先はドローン

男性が考えついたのは、ドローンに犬の散歩をさせることだった。ツイッターで話題になっている動画では、1匹の小型犬が歩いているものの隣に飼い主の姿はなく、リードは空中を漂っているドローンに繋がれていた。

「飼い主が体調不良になったり、再び外出禁止令が出たりした時でも、これなら大丈夫」と言う男性。このコロナ禍で、どんなときでも愛犬には通常の生活をさせてあげたいと、強く感じたそうだ。


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■世間の意見は分裂

ドローンには小型カメラが付いており、男性が車や障害物を避けるよう自宅で操作する。だがその様子に、世間の意見は真っ二つに割れた。

「悲しい気持ちになる」「飼い主はすぐそばに付いているべき」「猫を飼えば?」と否定的な意見もあれば、「真冬にはありがたい」「病気やケガをした時には助かる」「散歩しないよりマシだ」と肯定的な意見もある。

ただし、「散歩は愛犬との大事なコミュニケーション」「犬が時々振り返り、飼い主の顔を見上げる表情に愛おしさが」という声も出た。


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■コミュニケーションが薄れる現代

犬のごはんを「自動エサやり機」に任せるという人もいるようだが、散歩や日常生活において積極的に関わってこそ、愛犬の体調の変化にも早めに気づくことができる。いずれにしても、犬の幸福感を大切にする飼い主でありたいものだ。

飲食店の配膳にロボットが使われ、スーパーではセルフレジが普及するなど、あらゆる物事において機械化が進む現代。愛情や触れ合いといったコミュニケーションの不足は、人の心に何かしらの影響をもたらすとして、さまざまなことが懸念されている。

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■ドローンによる散歩はアリかナシか?

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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ

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