渋谷の「PCR無料検査センター」 この時期若きカップルが殺到する意外な理由

東京・渋谷センター街のPCR無料検査センターに、この時期人が殺到しているちょっと意外な理由。

PCR検査センター

首都圏の繁華街に複数存在するPCR無料検査センター。22日にそこを覗くと、普段以上に利用者が集まっており…。


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■都内の検査センター

22日、東京・渋谷「センター街」にある検査センターは、外に行列ができるほど検査待ちの客が集まっており、主に利用者は若者カップルが中心。

予約制だったため、「これから受けられますかぁ」と予約なしで来たカップルが追い返される一幕もあったが、検査ニーズが年末になってかなり高まっているようだ。

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■帰省客ニーズも

検査自体は身分証の提示、スマホでの問診票記入、そして唾液採取の説明を受け、電話ボックス程度の狭い空間で壁に向かって唾液をストローに入れ込む流れ。

それを提出すると翌日には検査結果が出る。非常に簡易な上、陰性の場合、検体採取日の3日後まで陰性証明書が発行されるため、年末年始、田舎へ帰省する人にとってはありがたいサービスといえる。


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■「ただいま東京プラス」

ただいま東京クーポンイメージ画像

しかし、ここ渋谷では若干違うニーズの客もいるようもよう。とある20代の男女カップルは、利用理由について「いまホテル予約する際、割引があるじゃないですか。それに陰性証明が必要なんで」と記者に話す。

彼らが話している「割引」とは全国旅行支援の東京版「ただいま東京プラス」のこと。ホテルを利用した際、宿泊料が40%助成され、さらには飲食店などで使える3000円分のクーポン券(平日・土日で金額は変動)が付与される。2人で利用するとかなりお得感がある。


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■クリスマスの宿泊がお目当て?

そしてなぜ21日、22日前後に人がひときわ多かったかといえば、24日のクリスマスイブ、25日のクリスマスがあるためだ。

制度を利用し、都内のややリッチなホテルに割引価格で宿泊するためには陰性証明が必要。PCR無料検査センターでもらう陰性証明の期限は前述の通り3日後までとあって、24日にチェックインするためにはこの時期に検査を行う必要があったのだ。カップルが妙に多かったのもうなずける。

ちなみにこの制度は一旦27日に終わり、年明けは1月10日以降から。制度が一部変更され割引率は20%に低下するが、まだまだニーズが高まりそうな予感だ。

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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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