76歳男がリスを狙おうとして隣人の家を破壊 「これは戦争だ」と供述
鳥の巣箱を狙うリスが許せない? 自宅の窓から2年間リスを狙撃し続けていた男が逮捕された。
自宅の窓から外にいるリスをライフル銃で撃とうとした男が、リスの代わりに隣人の家に何発も銃弾を撃ち込んでいたとして罪に問われている。訴状によると、男はリスと「戦争していた」と語っているという。『Insider』『KFGO』などの海外メディアが報じた。
■リスを狙ったつもりが…
アメリカ・ミネソタ州イーストグランドフォークに住むマイケル・ジェームズ・パワーズ(76)は4日、隣人の家に復数発の銃弾を撃ち込んだとして逮捕された。
当局の発表によると、パワーズは約2年間にわたり自宅からリスを撃ち続けており、都市内での銃の使用および、銃器の無謀な取り扱いの罪に直面しているという。
■子供の部屋の窓ガラスを貫通
パワーズに家を撃たれた隣人の男性は午後2時ごろ、仕事から帰ってきたときに家の裏に穴が開いていることに気づき、警察に通報した。
弾は外壁だけでなく男性の息子の部屋の窓を突き抜けており、窓ガラスは粉々になって床に散乱した。また、部屋の棚からは弾丸が見つかったという。さらに敷地内のフェンスからも2つの穴が見つかっており、これらは他の穴と特徴が一致しているという。
■何年も前から続いていた
パワーズは、寝室の窓から鳥の巣箱に近づくアカリスを撃っていたと警察に説明しており、さらにこの行為は数年間続けていたと付け加えた。
隣人の男性はパワーズが逮捕されたことを妻に知らせた時、妻は「ね、だから言ったでしょう?」と答え、かねてよりパワーズの行為を把握している様子だったという。
■リスと戦争中?
パワーズは、鳥の巣箱に近づくリスをどうしても許せなかったのだろうか。警察が彼にリスを撃つ理由について尋ねると、「これは戦争だ」と話したという。
また、自分が撃った弾丸が隣人の家に命中していたことは知らなかったと主張しており、「もしも知っていたら止めていただろう」とも述べている。
・合わせて読みたい→吠え続ける隣人の飼い犬に困った男性がリベンジ決意 世間からのアドバイスは…
(文/Sirabee 編集部・びやじま)