「常識外れ」ネットで話題の生姜焼き専門店 規格外すぎるサイズに衝撃走る…
豚バラブロックを提供する生姜焼き専門店が話題に。実際に食べてみると…。
生姜焼きと聞いて、どんな肉を思い浮かべるだろうか。大半の人が厚みのある豚ロースか薄いバラ肉をイメージするはず。
だが最近ネット上では、我々が抱いている常識を覆す生姜焼きを提供するお店が話題になっていて…。
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■神保町の生姜焼き専門店
件のお店は東京・神保町にある「しょうが焼きBaka」。名前の通り、生姜焼きの専門店だ。
国際機関で4年連続三つ星を獲得した「大麦仕上三元豚」に高知県の壬生(みぶ)農園で育てられた「囲しょうが」を使うなど、材料にこだわっている。メニューは基本の「Baka生姜焼き定食 オススメ盛」(1,000円)やにんにくをふんだんに使った「にんにくパンチ! 生姜焼き定食 オススメ盛」(1,100円)、特上ロースを使用した「特上ロース生姜焼き定食 奥久慈卵の黄身添え オススメ盛」(1,200円)など、生姜焼きオンリーでありながら種類豊富だ。
その中でも注目されているのが、豚バラブロックを使用した「特上豚バラブロック生姜煮焼き定食 オススメ盛」(1,200円)だ。1日30食限定で提供されているという。
■「新感覚な食べ物」と絶賛
通常、豚ロースやバラ肉を使う生姜焼きで、豚バラブロックを使うというワイルドすぎるスタイルはネット上で話題に。「常識外れすぎる…」「トロットロのバラ肉が堪らない」「角煮と生姜焼きの合わせ技で新感覚な食べ物」「一度食べたらやみつきになる」など、絶賛する人が続出しているのだ。
生姜焼きは、記者の学生時代からの大好物で、好きな食べ物ランキング1位に君臨している。だが、豚バラブロックの生姜焼きは未知の領域である。
これはファンとして確かめる必要がある。11月中旬のお昼すぎ、お店に足を運んだところ、衝撃を受けるのであった…。
■想像以上のボリューム
12時すぎに着くと、お店の前には20人ほど行列ができていた。限定メニューのため売り切れてしまわないか心配だったが何とか頼むことができた。
運ばれてきた生姜焼きを見て驚く。予想以上に肉が分厚かったからだ。下手な角煮よりも厚みがあるぞ…。
ボリュームに圧倒されつつ食べると、噛んだ瞬間口の中でなくなるほどトロトロで柔らかい。ジューシーな肉汁があふれるが、変に脂でギトギトしない。
味付けは生姜強めだが、香りがよく辛味もマイルド。全体的にはあっさり寄りの味ながら絶妙に食欲がそそられる。生姜焼きマニアの記者もひれ伏してしまうくらい美味い…。
肉だけでなく、セットでついてくる豚汁も具材が大きく食べごたえがある。1,200円でこの量はコスパ良すぎだろ…。
■細部まで飽きさせない仕掛け
半分ほど食べたところで味変。肉の横にタルタルソースが添えられているので、こちらをたっぷり付けていただく。
卵が濃厚で甘味があり、生姜タレとよく合う。絶妙にご飯が欲しくなる濃さで、食べる手が止まらない…。
付け合せで生姜の漬物がついてくるのだが、これがほどよい辛さでご飯と相性抜群。豚バラブロックを使う豪快ぶりとは対照的に細部への工夫が感じられる。
最後まで飽きることなく完食。生姜焼き専門店というと、”ガッツリ飯”というイメージが強く、女性が入りにくいイメージがあるかもしれない。
だが、「しょうがやきBaka」は店内も清潔感があり、ご飯の量も大中小と選べるので少食の女性も安心して食べられる。実際、店内には女性客の姿が多数見受けられた。
いい意味で”常識外れ”の生姜焼き、ぜひ食べてほしい。
【しょうが焼きBaka】
東京都千代田区神田神保町2-36 片桐ビル1階
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)