バイク事故で命拾いした女性 「予知夢を見た祖母がヘルメットを買ってくれた」
女性は祖母から買ってもらうまで、ヘルメットを装着せずにバイクを運転していたという。
たびたび話題になることの多いシックスセンス(第六感)。「嫌な予感が当たった」「何かの視線や気配を感じる」といった経験がある人はいるのではないだろうか。
このたびは、祖母によるシックスセンスのおかげで「命拾いをした」という女性のストーリーが話題となっている。イギリスの『Metro』やトルコの『TURKY POSTS』が報じた。
■猛スピードでミニバンに激突
驚きの体験談を明かしたのは、トルコに在住でアナドル大学の経営学部を卒業し、車の販売員として働いているアスリ・エセ・イーソイさん(22)。彼女は10月1日、北西部のエスキシェヒル市内をバイクで走行していた。
だがラウンドアバウト(環状交差点)に差し掛かったところで、スピードを出していたアスリさんはカーブを曲がり切れず、前を走っていたミニバンに激突してしまった。
■集中治療室に20日間
アスリさんはただちに救急車で近くの病院へと搬送されるも、複数の骨折を含む重傷を負い、集中治療室で20日間にわたる治療を受けた。
これまでに4回の手術を受けたが、左手が使えないうえ現在も歩けずにいる。また脊椎を骨折しているため全身に痛みが残っており、今後は理学療法やリハビリを受けていく予定だという。
■祖母の予知夢
そんなアスリさんは、驚くべき体験談をメディアに明かした。じつは事故に遭う数日前、祖母から「アスリが事故に巻き込まれる夢を見た」と連絡があったそうだ。
そして「バイクは危険だから、これでヘルメットを買いに行きなさい」と言いお金を渡され、その足でヘルメットを買いに行ったのだった。
■「助かったのは祖母のおかげ」
「助かったのは間違いなく祖母が買ってくれたヘルメットのおかげ」と話すアスリさん。事故直後の様子について「声をかけられ目を開けると、誰かの顔が見えました」「目を閉じ、次に開けると救急車の中で、その次はもう病院でした」と明かしている。
また「看護師の方が『息をして!』と叫んでいるのが聞こえた」そうで、事故後のヘルメットには深い傷が残り、当時の衝突の大きさが伺えるという。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)