江口のりこ、役が抜けないと主張する役者に疑問 「どういうつもりか教えて」
憑依型と呼ばれる役者は演じたあと「役が抜けない」と言いがちだが、江口のりこは疑問を呈し…。
19日放送『人生最高レストラン』（TBS系）に数々の作品に出演する個性派女優・江口のりこが登場。たしかな演技力で高い評価を受ける彼女だが「役が抜けない」と口にする役者への疑問を漏らし、話題を集めている。
■芝居への本音
家族やこれまでの人生、役者という仕事について赤裸々に振り返っていった江口。MCの加藤浩次から「演じることっていうのは？」と聞かれ、「ずっと楽しいですね」と笑顔をこぼした。「慣れちゃうっていうのはないですか？」との問いには「慣れるのはないですね」と即答する。
続けて「人になってたりとか…」と芝居に入り込みすぎて影響はないのか加藤が尋ねると、江口は「それがないんです、私その感覚。役が抜けないとかなりきるとかちょっと考えられないですね」と首を傾げた。
■役が入る？
加藤が「でも（役に）入るわけでしょ？」と追求すると、「でも絶対的に自分がいますからね。入るっていうのは、うーん…思い込みなんですかね？」と江口は主張。
「なんか『役が抜けない』とか言ってる人は、どういうつもりか教えてほしいですね」と疑問を呈し、加藤らを爆笑させた。
■江口の主張に…
「文句とかじゃなく、それはそれで、それを真実としてやってるから、どういう理屈でそうなのか。それはホントに教えてほしいです。それはそれできっと楽しいわけじゃないですか、そのやり方が」と理解できないからこそ、知りたいと本音を漏らした江口。
加藤はバラエティなどでも「狂犬」キャラに入り込む瞬間があると明かし、「入っている自分自身なのか、もうわからなくなるときあります。そのときはすげぇ楽しいですよ」と解説。江口は「だから私憧れます、そういうのに。スゴく憧れますね」と熱弁した。
■視聴者も好意的
役者が口にしがちな「役が抜けない」との主張にまっこうから反論した江口に、視聴者も反応。
「役が抜けないって言ってる役者は、どうなってるのか、どういうつもりなのか教えて欲しいってのはワロタ」「江口のりこさん、ほんと面白いわぁ」といった好意的な声が目立っている。
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（文／Sirabee 編集部・サバマサシ）
