デーブ、『紅白歌合戦』出演者をバッサリ 「テレビ東京に負けている」
デーブ・スペクターが出演者が発表された『第73回NHK紅白歌合戦』をバッサリ。
■今年は若者向けの『紅白』に？
16日にNHKが『第73回NHK紅白歌合戦』に出場する歌手を発表したことを紹介し、出演者がトークしたこの日の放送。
番組によると今年の『紅白歌合戦』は若者向けのアーティストが多く、「本気で若い人の心をつかもうとしている」とのこと。しかし、番組の視聴者層が中高年であることから、苦戦を予想する声もあるのだという。
■デーブがバッサリ
デーブは「わけわかんない。サブスクで。見てる人はサブスクの意味も多分、わからないと思うんですけども。今、売り上げがあるからって言ってもね、合わないんですよ」と指摘する。
続けて「『うたコン』っていう番組を毎週やってるんです、谷原さんの司会で。あれだって普通に歌の上手な人とか、ちょっとはやってる人を呼んでるぐらいで。そんなのでいいのに、年中やってるのに、なんで『紅白』だけが急に若いコア視聴率を狙うのか、よくわからない。スポンサーがいないんだから」と若者シフトを疑問視した。
■「テレビ東京のほうが紅白らしい」
さらにデーブは「若い人とか、あんまり知名度がない人たちは、むしろ 深夜紅白をやってもいいと思うんです。あるいは『紅白』にしなくても」と提案。
そして「本来の『紅白』は、そのまま原点に戻ってやったほうがいいと思うんです。これ完全にテレビ東京に負けている。あれだけの予算とスタッフと設備、いろいろあるのに、影響力もあるのに。テレ東のほうが『紅白』らしくなってきたって、どういうことなのかなと思うんです」と指摘した。
■制作スタッフに皮肉も
デーブは「10分でもあれば、歌の上手な人、『この人なら見たいな』っていうの、誰でも作れるリストなんですよ。なんでこんなわけのわからないのが多いのか。ふさわしくない人もなんで載っているのか、ものすごく疑問なんですよ」とバッサリ。
さらに「今回、『紅白』を見てないんじゃないの？ 過去のやつは。ひょっとしたら、スタッフが。それくらい不思議で、なにがしたいのかわからない」と切り捨てていた。
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（文／Sirabee 編集部・佐藤 俊治）
