堀江貴文氏、消費税増税に反対する意見を一蹴 「みんなワガママすぎる」
堀江貴文氏が消費税の減税を求める声に対し、現実的に実行できない多くの理由を解説した。
実業家の「ホリエモン」こと堀江貴文氏が17日、自身の公式ツイッターを更新。消費税の増税に反対するやりとりに日本が絶対に減税できない理由を説明した。
■消費税増税に賛成を表明
堀江氏は16日に自身の秘書であり、NHK党副党首のさいとう健一郎氏のツイートした「財務省は何がなんでも消費税の減税はやりたくない模様。 なぜなら、消費税は歳入する上で最高の税だと財務省は思っている。 諸悪の根源」という消費税への批判に対し反応。
「こんなこと言ってるから経済系ツイート伸びないんだよ。一番取り立てやすい税なのは間違いないやん。俺は消費税増税賛成派」と意見を表明していた。
自信喪失気味なさいとう氏を励ますようなツイッターユーザーの投稿を引用し、予防医療などへの支出を抑えられれば減税も可能だが、現実的には不可能に近いことを説明している。
■減税の問題点を指摘
続けて堀江氏は「減税したら国は借金するしかないわけだ。日銀に円を刷らせて借金すればそれは円の価値が下がるだけで円安インフレという別の形での税金払うだけだよ」と減税したとしても国民の生活が豊かにならない可能性を指摘。
また減税をした場合の問題は日本の借金だけでないようで「別に中国に多少侵略される不安を感じても防衛費増額しなくてもいいというのならば別に増税しなくていいわけだ」と近隣諸国との国際問題による防衛費の必要性についても述べた。
■「みんなワガママすぎる」
減税の声に「消費税あげるな、富裕層が負担しろ、移民は嫌だ。中国怖いから防衛費は上げろ、予防とかしたくないけど病気になったら医療費は保険でカバーしろ、年金はちゃんとくれ」と、不安を解消するために多くの支出が必要だと説明。
多くを求めるものの自身の懐を痛めることを望まないジレンマに「みんなワガママすぎるんだよな」と否定的な見解を示した。