横山由依、結婚発表時の“妊娠に関する報道”に疑問 「個人のことなのに…」
横山由依が、結婚・妊娠を伝えることについて自身の考えを明かした。
アイドルグループ・AKB48の元メンバー・横山由依が、16日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA)に出演。芸能人が結婚した際に妊娠状況を伝えることについて私見を明かした。
■就職面接・職場での“マタハラ”
今年9月、就職面接での出来事をつづったネット記事がツイッター上で話題になった。それは、ある女性が面接のときに「結婚して子供を産んだ後も、仕事を続けますか?」という質問をされ不快に感じたというもの。
妊娠予定などについて面接で質問することは禁じられているが、セクハラ・マタハラとも受け取れることを言われる人は少なくないという。就職後にも、職場で結婚を報告した人が快く思われない場面があるそう。
番組ではこの問題を取り上げ、面接・職場での適切なコミュニケーションについて議論。横山は、結婚や妊娠について聞くことに疑問視する考えを伝えた。
■横山「気になりますよね」
16歳のときに、AKB48の研究生のオーディションに合格した横山は、「私は面接の経験がないんですけど」と言いつつ、「知り合いとかから聞くとやっぱり妊娠の予定とか結婚の予定はありますか? みたいのを、就活の面接で聞かれたっていう話をしていて」と、知人から同様の話を聞くと伝える。
続けて、「でもそれをやっぱ男性には聞いていないっていうところが、全員に聞いているなら分かるんですけど、やっぱり女性に対してっていうところは気になりますよね」と、女性にだけ質問されることに疑問を示した。
■芸能人の妊娠状況の報道には…
結婚や妊娠を伝えることについてさまざまな意見が交わされる中、横山は結婚した芸能人に関わる報道にも言及。
「芸能人の方が結婚されたときとかも『妊娠はしておらず仕事は続ける予定です』みたいなのも絶対いらないと思うんですよね」「個人のことなのに、それを書く必要ってあるのかなって」と、芸能人の妊娠状況を伝えることも疑問視。
仕事上の都合で妊娠経過の共有は必要だという意見には同意しつつ、「全員それを、みなさんにお伝えしないといけないのかなっていうのは、いろんな事情がある中なのに」と、世間に公表することについては懐疑的なコメントを残した。
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(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ)