カンニング竹山、新型コロナ対策に私見 「そんなにいろいろしなくて…」
カンニング竹山が、政府の新型コロナウイルスに対して疑問を示す。メディアの発信内容にも言及した。
お笑いタレント・カンニング竹山が、14日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA)に出演。政府が新型コロナウイルスの新たな対策を発表したことを受けてコメントした。
■政府が新たな対応策
新型コロナウイルスの流行から2年半以上が経過し、3度目の冬を迎える。今月11日、政府の新型コロナ分科会は、感染者数の増加傾向を受けて新たな対応策を取りまとめた。
感染拡大の著しい地域には、大人数の会食や大規模なイベントへの参加見合わせを求めることが可能に。医療ひっ迫が想定される場合には、帰省や旅行の自粛を求めることもできるようになった。
先月には、入国者数の上限撤廃などを含む水際対策の緩和や、全国旅行支援が行れたため、ツイッター上では「旅行支援しながら行動制限とか矛盾だらけ」といった疑念の声も上がっている。
番組では、コロナ対策のあり方などについて議論され、竹山は自身の想いを打ち明けた。
■本音を吐露
意見を求められた竹山は、「僕みたいな素人が言ったら怒られるけど」と前置きをして、「もう寝ときゃいいんじゃない? 家で、っていうのは本音」と発言。
「解熱剤飲んで寝ときゃいいでしょう、治るでしょうそれで、っていうのも実際あったりしたから。あんまり大げさに言ってもどうかなぁとは思いますけどね」と、コロナ対策に対して自身の考えを明かした。
■対策に疑問
コロナ対策の内容や重症化率・致死率などを取り上げたあと、竹山は、「1つすごく疑問が、いつも思うんですけど」と考えていることを伝える。
「感染した、もしくはワクチンを打ってると、要はその、重症化率が少ないっていう。感染はするかもしれないけど重症化率少ないよと言われてますよね?」と言い、「感染してもそんな重症化しないから、そんなにいろいろしなくて大丈夫でしょ? っていうのが理屈みたいに思うんだけど」と、重症化率に触れてコロナ対策の内容に意見した。
ゲストに招かれた元厚生労働省医系技官で医師の木村盛世氏は、現在流行しているオミクロン株の重症化率・致死率について「おそらくインフルエンザ、季節性インフルエンザ(と同等)かそれ以下のものである」と指摘している。
■メディアの発信に言及
出演者からは、コロナ対策についてさまざまな意見が交わされた。最後に竹山は、「地方に行くとより我々が思っている以上に(中略)すげぇコロナに関して敏感なんですよ」と、新型コロナウイルスへの過敏な反応について話す。
続けて、「でもそれってじゃあ誰が悪いんだろうって考えたときに、多分我々メディアがだいぶ悪いなって思ったりもするときあるんですよ」と、メディアにも責任があるとする自身の考えを明かす。
「次からも第8波とか言われるんであれば、『第8波どうします?』っていうよりも、『いやいや、落ち着いて、これ大丈夫ですよ』みたいなことを言ってってもいいのかなと思いますけど」と、安心させる内容を伝えることに関心を示した。
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(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ)