ひどい腹痛を「便秘」と診断された女性 下剤処方後に出産する急展開
便でもガスでもなく、赤ちゃんが…。女性の経験が話題に。
便秘が原因? それともガス? お腹が痛くなり病院に行った女性が出産するまでの経緯を、『The Daily Star』など海外のメディアが伝えている。
■腹痛で病院に行った女性
ブラジルで暮らすジュリアナさん(25)が、あるときひどい腹痛に襲われ苦しみ始めた。
「腸にガスが溜まったに違いない」「便秘の症状なのかもしれない」。そう考えたジュリアナさんは、腹痛に必死に耐えながら病院に向かった。
■下剤を処方され…
ジュリアナさんを診察した医師も、「これは便秘でしょう」と診断し下剤を処方。ジュリアナさんも医師を信じ下剤が問題を解決するよう願ったが、痛みはおさまらず増すばかりだった。
その様子を見てひどく心配したジュリアナさんの義母が、「婦人科医に診察してもらったほうが良い」と言い出したため、アドバイスに従うことを決めた。
■再び病院へ行き妊娠が判明
ジュリアナさんの状態を確認した婦人科医は、数分のうちに「妊娠しています」と診断。「間もなく赤ちゃんが生まれるので、救急病棟のほうに行ってほしい」とジュリアナさんに伝えた。
このとき、なんとすでに妊娠40週。その後ほどなくして赤ちゃんを出産したジュリアナさんは、「(出産を終えるなり)思わずワッと泣き出してしまいました」と振り返っている。
ジュリアナさんには妊娠・出産経験があったが、今回は以前に経験したトラブルと無縁だったため妊娠を疑わなかった。ジュリアナさんがSNSでこの経験を公表したところ、大変多くの反響があったようだ。
■妊娠に気づかないケース
妊娠すればさまざまな変化が生じるため、すぐに分かりそうなもの。だが実際には「少し太ったかも」と思う程度しか腹が大きくならず、出産直前まで妊娠に気づかないケースは多いそうだ。
過去にも10代で出産した海外の女性が話題になったが、そちらは何度か妊娠検査を受けるも陰性だったとのこと。「背中が痛くなったので鎮痛剤でしのごうと思ったが、翌朝トイレに行くと股から赤ちゃんの頭が出ていた」などと公表し、話題になった。
妊娠期の体調やお産の進み方は、まさに人それぞれ。ジュリアナさんも大変驚いたというが、赤ちゃんが無事で何よりだった。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)