Travis Japan、世界デビューするまでに… 7人を育て上げた「元ジャニーズ」
28日、華々しくデビューするTravis Japan。そんな彼らを温かく見守る人がいて…。
28日、ジャニーズの人気グループ・Travis Japan(トラビスジャパン、以下トラジャ)がデビューする。配信シングル『JUST DANCE!』を全世界に向けてリリースするという、ジャニーズ事務所では初めてのデビュー形式だ。
トラジャをここまで導いたのは滝沢秀明によるところが大きいが、もう一人彼らの成長に大きく貢献した人がいて…。
■期待の7人組グループ
トラジャは2012年に結成され、舞台を中心に活動していた。メンバーの卒業や加入を経て、17年から現在の7人体制に。
今回世界に羽ばたくのは、リーダーの宮近海斗、川島如恵留(のえる)、七五三掛(しめかけ)龍也、吉澤閑也(しずや)、中村海人、松倉海斗、松田元太だ。高いダンスパフォーマンスに定評があり、今年3月からアメリカ・ロサンゼルスに無期限留学。
共同生活を行いながら海外で修行を重ねた上でのデビューとなる。そのため、ファンはもちろん、業界内でも期待が高い。
■「目をかけていた」元ジャニーズ
ジャニーズJr.の責任統括者である滝沢は、トラジャのデビューに対して「世界へのチャレンジは決して簡単な事ではありません。しかし、Travis Japanなら必ず自分達なりの時代を作ってくれると思います」と期待を寄せるコメントをしていた。
トラジャの世界デビューは、プロデューサー・滝沢の功績が大きいだろう。ただ、あるレコード会社関係者はもう一人7人の成長に関わった人物がいたと話す。
「今井翼さんですよ。彼は18年にジャニーズ事務所を退所しましたが、ジャニーズ時代トラジャにはかなり目をかけていました。今回のデビューを誰よりも喜んでいると思いますよ」(レコード会社関係者)。
■「プレゾンで共演」
トラジャと今井の接点は、10年前まで遡るという。「2012年に今井さんが主演を務めたミュージカル『PLAYZONE』(プレゾン)で共演しました。それ以降、会場となる東京・青山劇場が閉館する15年まで毎年同じステージに立っていたんです。今井さんは後輩の面倒見が良く、彼らの相談に乗ったり、歌やダンスに関してアドバイスしていたそうです」(前出・レコード会社関係者)。
そんな今井のことをトラジャのメンバーも慕っていたようで…。「中村さんは『パパが翼くんで、ママが滝沢くん』と話していました(笑)。気兼ねなく相談できる滝沢さんと今井さんは、トラジャにとって本当の家族のような存在だったのかもしれませんね」(前出・レコード会社関係者)。
■「今でも温かく見守ってる」
今井はジャニーズを辞めた後も、後輩のことを気にかけていたようだ。トラジャファンのある女性が語る。
「19年3月にトラジャの横浜アリーナ公演があったのですが、関係者席に翼くんが観に来ていたそうです。その頃、滝沢くんが彼らのプロデュースに関わっていたので、当時ネット上で『トラジャを通じてタキ翼が今もつながってる』と話題になりましたよ」(トラジャファンのある女性)。
トラジャの公式インスタグラムでも、ファンを喜ばせることがあって…。「翼くんがトラジャをフォローしているんです。今年9月末に、トラジャが留学中の写真をアップした際は翼くんが『いいね!』していました。ジャニーズを辞めてもそんなふうに温かく見守ってくれるのはすごくうれしいですね」(前出・トラジャファンの女性)。
滝沢と今井の思いを受け継ぎ、世界という大きなステージに立つトラジャ。7人による新しい”夢物語”はたくさんの人を魅了してくれるに違いない!
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)