本田翼、『君の花になる』の「演技力」が話題 関係者が語る”真価を発揮する役”
ドラマ『君の花になる』での演技が話題の本田翼。女優業では知られざる苦難も経験していて…。
18日、本田翼が主演を務める連続ドラマ『君の花になる』(TBS系)が放送された。放送後、ネット上では本田の「演技」が話題に。
業界内では彼女の演技力を評価する声も多い。特に「ある役柄」で真価を発揮するようで…。
■7人組グループが話題
『君の花になる』は元高校教師の主人公が、事務所から半年で解散宣告されているボーイズグループの寮母になり、彼らを支えながら共にトップアーティストを目指す物語だ。主人公の寮母役を本田が務め、他の出演者には夏木マリや内田有紀、宮野真守、高橋文哉など豪華なメンバーが並んでいる。
作中で登場する7人組ボーイズグループは、ドラマオーディションを通して選抜されたメンバー。ドラマと連動する形で楽曲やライブを行なう新しい形を取り入れている。
■本田の演技に注目が
初回放送後、大きな反響があったのが本田の演技だ。ツイッターでは「本田翼の演技」というワードがトレンド入り。
今回は主役である彼女を中心に物語が進んでいくため、いつも以上に注目されたのだろう。あるテレビ局関係者は、本田の演技についてこう評する。
「以前は、業界内でも演技力に課題があるという声もありました。ただ、ここ数年で着実に成長している印象です」(テレビ局関係者)。
■知られざる「苦難」
本田は21年上半期「タレントCM起用者数ランキング」で1位に輝き、YouTubeチャンネル「ほんだのばいく」は登録者数221万人を超えるなど、絶大な人気を誇っている。一見、順調にスターダムを駆け上がっているように見えるが、苦難も経験していて…。
「7年ほど前に行われたあるドラマの撮影では、監督から演技に関して厳しく指導され泣いてしまったこともあったそうです。ただ、彼女の中でこの経験は大きな糧となったようで、その後の役作りに臨む姿勢がガラッと変わったといいます」(前出・テレビ局関係者)。
■業界内で評価が高い役柄
前出のテレビ局関係者は、本田が演じる役柄には「得意分野」があると指摘する。
「クールであまり感情を表に出さない役の演技は評判が高いです。特に、16年のドラマ『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ)では物事に熱くなれず、冷めた態度で少々したたかな一面のある役を演じ、これまでとは違う一面を見せ業界内で話題になりました。本田さんは今年30歳になりましたが、今後はそうした少々クセのある役も増えていくでしょう。そうなれば、ますます彼女の演技を評価する声も増えていくのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)。
これから本田はどんな演技を見せてくれるのか──。今回のドラマでもますます目が離せない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)