養子に出された女性が出生の真実を知り重い決断 「母親になることは諦める」
実の両親の関係について知り、大ショックを受けた女性がいる。
■自身に抱いた嫌悪感
事実を知った女性は非常にショックを受け、自分という存在に耐え難い嫌悪感を抱くようになった。
養父母は敬虔なカトリック教徒で「結婚するまで性行為はダメ」と女性に教え込んでいたが、実の両親はその真逆。道徳的には容認し難い関係が自分の誕生につながったことを知り、女性はたまらない気持ちになった。
■母になる夢を断念
女性は長いあいだ「絶対に子供を産んで母親になりたい」と強く願っていたが、真実を知って「諦めよう」と決心。自分が生まれた背景、またそれが原因で心身ともに苦しんでいることを踏まえての決断だったそうだ。
近親相姦は非常に深刻な問題で、日本でも確かにあるケースだという。「家族が困る」という理由でひとりで悩む人も少なくないというが、相談窓口はインターネットでも検索できる。エスカレートする前に専門家に相談し、救いを求めたい。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)